今回はBITPoint(ビットポイント)の取引画面の使い方を解説します。
BITPoint(ビットポイント)ではパソコン、スマホの両方で取引が可能ですが取引用のアプリはありません。
また、パソコンでもスマホでも同じように取引が可能です。今回はパソコン画面で取引方法を説明しますがスマホでも同じ方法で取引ができるのでしっかりと確認してください。
目次
BITPoint(ビットポイント)の取引方法3種類について

BITPoint(ビットポイント)の取引方法は「現物取引」「レバレッジ取引」「仮想通貨FX」の3種類があります。まずはこの3つの取引方法について解説します。
現物取引
現物取引とは実レートでの取引のことを指します。例えば1ビットコインが100万円の場合、1ビットコインを購入するのに100万円が必要になります(0.1ビットコインならば10万円必要)。
BITPoint(ビットポイント)では現物取引にてビットコイン(BTC)以外にもビットコインキャッシュ(BCH)、イーサリアム(ETH)、ライトコイン(LTC)、リップル(XRP)の取引が可能、合計で5種類の仮想通貨の取引が可能になっています。
取引自体は自己資金でレート通りに購入するだけなので違和感はないでしょう。その一方で少ない資金で大きな取引ができるレバレッジ取引もあります。それについては次項で説明します。
レバレッジ取引
レバレッジという言葉は「経済活動において他人資本を使うことで自己資本に対する利益率を高めること、または、その高まる倍率」と定義されます。すなわちレバレッジ取引は自己資金よりも大きな取引をすることを指します。
取引所によって倍率は異なりますがレバレッジ2倍とか3倍というように倍率で取引の大きさを決めることができます。すなわちレバレッジ2倍ならば自己資金の2倍、レバレッジ3倍ならば自己資金の3倍までの取引が可能になります。そしてBITPoint(ビットポイント)の場合は最大で25倍の取引が可能となっています(ただし予め申込みや設定が必要)。
大きな利益が期待できる一方で損失が大きくなる可能性もあり、リスクが大きくギャンブル性が高い取引方法になります。
損失が自己資金を上回った場合(もしくは予め決めた一定の損失が出た場合)は損失が出たまま自動的に決済されます。これをロスカットルールと言い自己資金以上の損失を出さないように決められていますが相場が急変した場合には自己資金以上の損失が出ることもあります。その場合は追証という追加資金が必要になります。
また現物取引が買いから始めるのに対してレバレッジ取引では売りから入ることも可能。あらゆる場面で利益を出すことが可能です(逆に損失が出ることもあります)。
この辺りはFX(外国為替取引)などを経験している人はお分かりになると思いますが投資初心者には概念からして理解が困難でしょう。まずは現物取引から初めてください。リスクの高さや取引の分かりにくさからレバレッジ取引は上級者向きの取引手法と言えます。
また、BITPoint(ビットポイント)では現物取引で5種類の取引ができますが、このレバレッジ取引の場合はビットコイン(BTC)しか取引ができません。
更に、レバレッジ取引では建玉金額の0.035%が建玉管理料として必要となります。また、その後建玉を翌日に持越した場合、建玉金額の0.035%/日を建玉管理料として日々必要となります。ポジションを持っているだけで日々手数料が必要となるので注意が必要です。
すなわちレバレッジ取引は中長期保有の取引には向きません。短期取引に特化した取引手法と言えます。
仮想通貨FX
仮想通貨FXは基本的にはレバレッジ取引と同じようなものだと考えてください。仮想通貨FXも予め指定された倍率で取引が可能。また売りから入ることもできます。細かい違いは省略しますが実際には取引所がポジションを取らない場合もあります。
取引する側から見たレバレッジ取引との大きな違いはMT4と呼ばれるツールを使って取引をするということです。MT4に予めプログラミングすることで自動的に取引をすることができるという大きなメリットがあります。
ただし、仮想通貨FXでは当取引日から翌取引日へ建玉を持ち越した場合にスワップが必要になります。BITPoint(ビットポイント)では売・買の建玉に関わらず、新規建玉金額の0.035%が日々必要になるので注意してください(画面上は手数料として表示されます)。
よって仮想通貨FXもレバレッジ取引と同様に中長期保有の取引には向きません。短期取引に特化した取引手法と言えます。
BITPoint(ビットポイント)現物取引の取引画面の使い方と注文方法

それではBITPoint(ビットポイント)の現物取引の取引画面の使い方について説明します。パソコン画面で説明しますがスマホ画面でも基本は同じなのでその流れを掴んでください。現物取引におけるおおまかな取引手順は以下の通りです。
- 総合口座への入金
- 取引画面を出す
- 取引する通貨を選ぶ
- 数量の指定
- 取引手段を選ぶ(成行もしくは指値)
- 取引価格の設定
- 決済
総合口座への入金
現物取引するには総合口座への入金が必要になります。入金方法や反映までの流れについては別途詳細をまとめているので、入金していない場合は以下の記事を確認してください。基本的には即時入金システムの利用がおすすめです。
現物取引の取引画面を出す
次に現物取引の取引画面を出してみましょう。以下BITPoint(ビットポイント)のトップページの上部メニューバーの左から3番目にある[仮想通貨取引]をクリックしてください。

すると以下の画面のように現物取引の取引画面に移動します。この画面から5種類の通貨の取引が可能になります。

取引する通貨を選ぶ
次に取引する通貨を選びます。取引する通貨の選択は簡単。下の画像の通り画面左上にある[通貨ペア]の▼をクリックし、出てくるプルダウンメニューから選ぶことが可能です。

ここでBTC/USD、BTC/EUR、BTC/HKDというのはドルやユーロ、香港ドルとビットコインの取引であり基本的には考える必要はありません。
ビットコインの取引をしたい場合はBTC/JAP、ビットコインキャッシュの取引をしたい場合はBCH/JAP、イーサリアムの取引をしたい場合はETH/JAP、ライトコインの取引をしたい場合はLTC/JAP、リップルの取引をしたい場合はXRP/JAPを選んでください。
今回はビットコインの取引例で説明するのでBTC/JAPを選びます。
数量の指定
次に購入する数量を指定します。2018年3月24日現在、1ビットコインの価格は約93万円です。ご存知の通り、0.1ビットコインとか0.01ビットコインとか、もっと小さい単位で購入することも可能。
0.1ビットコインであれば約9万3千円で購入可能。0.01ビットコインであれば約9300円で購入可能です。BITPoint(ビットポイント)では0.0001の単位で購入することが可能なのでその場合は約93円での取引ということになります。まさにお小遣いの単位で購入可能ということです。定期的に積立感覚で購入するのもいいでしょう。
数量の指定は2つの方法があります。1つは手入力、そしてもう1つはクリックして指定するものです。
数量の指定は取引画面の右側にある[数量]の欄で指定可能です。その前に通貨ペアが先程指定したBTC/JAPであることも確認してください。

この[数量]のところで直接入力してもいいし、+0.0001とか+0.001のところをクリックしてもいいです。クリックした場合はその数量が自動的に加算(-の場合は減算)されます。
数量を決めても決済はされません。また数量を間違って入力しても枠内にあるリセットで簡単消せるのでここで数量の変更を何度も練習してください(入力⇒リセットを何度か繰り返して慣れてください)。
取引手段を選ぶ(成行もしくは指値)
取引手段はいくつかありますが最初は成行と指値だけ覚えておけばいいでしょう。成行は現在のレートで購入する場合に使います。指値は自分が希望した価格で取引が可能です。従って今のレートですぐに買いたい場合は成行を使ってください。
成行の場合は以下の画面の成行のところにチェックを入れればOKです。自分で購入したいレートを決めたい場合は指値にチェックを入れて例えば今のレート約93万円よりも小さい90万円を入力すれば90万円まで下がった時に決済してくれます。

一見して指値の方が良さそうですが、この後に価格がどんどん上がって買うチャンスを逸する可能性もあります。今のレートで購入するのか、下がってから購入するのかどちらが良いかはご自身で判断してください。これは上級者でも判断は困難なところです。
なお、左側の中央に「価格板」があります。買い数量、売り数量というのがありこの画面では920000円で買い、920824円で売りが出ていることが分かります。成行買いを選択した場合はおよそ920824円での買いになると考えてください。
(売りに出ている価格で購入するということ)
決済
成行もしくは指値の設定をしたらあとは決済に進むことになります。決済には取引暗証番号の入力が必要になります。この取引暗証番号は口座開設時に設定した4桁の番号(数字)であり、ログインパスワードとは違うので注意してください。
暗証番号を入力した後で[注文]ボタンを押してください(左の板を見ると既に価格が変動し上がっていますね)。

すると、以下の画面のように最終確認画面が出てきます。ここで[執行]をクリックすれば注文が確定します。(相場の急変などで多少、板価格と違う価格になる場合もあります)

確認
購入できたかどうかは画面右上のBTCの数量を見れば確認可能です。また、上部のメニューの[取引照会]から取引した時間や取引数量など詳細を確認することも可能です。

BITPoint(ビットポイント)レバレッジ取引の取引画面の使い方と注文方法

次にレバレッジ取引の取引画面の使い方と注文方法について説明します。
レバレッジ取引も現物取引と基本的な流れは同じですが、レバレッジ取引をする際にはレバレッジ取引口座が必要です。口座開設時にレバレッジ取引口座を申し込みしていない場合はレバレッジ取引ができないので注意してください。レバレッジ口座を作りたい場合は画面右上の[口座管理]から[各種口座開設状況]に進んで口座開設をしてください。
(20歳以上でないとレバレッジ口座開設できません。その他、資産状況など一定の審査があります)
レバレッジ取引の大まかな流れは以下の通りです。取引手法は先の現物取引と同じなので省略します。
- 総合口座からレバレッジ口座への資金の移動
- レバレッジ倍率の変更
- レバレッジ取引画面に移動
- 取引
総合口座からレバレッジ口座への資金の移動
通常、BITPoint(ビットポイント)の自分の口座に入金をすると総合口座に反映されます。レバレッジ取引をする場合にはレバレッジ口座への入金が必要ですが、総合口座からの振替で対応することになります。振替は無料、そして振替処理をすれば即時反映されます。
総合口座からのレバレッジ口座に振替をする場合は画面上のメニューの左側から2番目の[入出金・振替]をクリックし出てきたブルダウンメニューから[資金振替指示]を選んでください。

すると、以下の画面のように資金振替指示の画面が出てくるので「振替元」が総合口座、「振替先」がレバレッジ口座であることを確認し、振替金額を指定して確認画面ボタンを押してください。

すると以下の通り暗証番号の入力を求められるので口座開設時に設定した4桁の暗証番号(パスワードではないので注意)を入力して設定ボタンを押してください。

以下の通り「振替処理が完了しました」と出ればOKです。

レバレッジ倍率の変更
レバレッジ倍率はレバレッジ口座開設の時に設定した倍率になっていますが、取引画面で2~25倍まで自由に変更することが可能です。
変更したい場合は以下の画面の通り画面上部のメニューの左から6番目にある[口座管理]からレバレッジコース変更で設定してください。
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レバレッジ取引画面へ移動
通常は現物取引の画面なのでレバレッジ取引をしたい場合はレバレッジ取引画面へ移動する必要があります。移動する方法は簡単。以下の画像のように画面上部にあるレバレッジ新規をクリックするだけです。

以下の通り、レバレッジ取引画面に移動しました。以下の画面では倍率が25倍になっていますが先程説明した通り、倍率は自由に変更することが可能です。また、現物取引では5種類の通貨の取引が可能でしたがレバレッジ取引ではビットコイン(BTC)しか取引ができません。

レバレッジ取引
基本的な取引方法は現物取引と同じなので省略しますがレバレッジ取引では0.01ビットコインからの取引になります。取引最低単位が大きくなるので注意してください。
また、損失がレバレッジ口座の入金金額を上回った場合にはロスカットが発動されるのでこの点も注意してください。大きな利益が見込める一方で損失も大きくなる可能性がありリスクが高い取引手法と言えます。

まとめ

- BITPoint(ビットポイント)には「現物取引」「レバレッジ取引」「仮想通貨FX」の3種類の取引方法がある
- 「レバレッジ取引」「仮想通貨FX」は大きな利益が見込めるもののリスクが高く上級者向き
- 「仮想通貨FX」ではMT4が利用可能で自動取引もできるがやはり上級者向き
- 初心者は「現物取引」から始めよう
- ビットコイン(BTC)であれば0.0001BTC単位(約100円単位)で購入可能
- 取引までに決済までの画面に慣れておこう
- 今回はパソコン画面での説明だけどスマホでも基本は同じ
今回はBITPoint(ビットポイント)の取引画面の使い方について説明しました。数字がたくさん並んでいて最初は戸惑うかもしれませんが慣れれば簡単。
しかもBITPoint(ビットポイント)では約100円単位で購入できるので小さな金額から始めることができるので初心者も安心。この仮想通貨の波に乗り遅れたら残念です。すぐにBITPoint(ビットポイント)の口座を作ってくださいね。