
仮想通貨が暴落する原因は?2018年1月に大暴落が起きた7つの理由!

2018年1月に起きた仮想通貨の大暴落。どんな原因で通貨の価格が下落してしまったのかを分析しました。仮想通貨が暴落した7つの理由を解説します。
仮想通貨の暴落の原因①:世界各国で規制が強化されたから
1月11日 韓国/法務省 仮想通貨取引所廃止を推進
1月13日 インドネシア/中央銀行 仮想通貨取引を警告
1月15日 ドイツ/中央銀行 世界規模での仮想通貨規制発言
1月16日 中国/中央銀行 仮想通貨取引規制を強化
1月18日 フランス G20での仮想通貨議論を提案— まーと (@716msm) 2018年1月22日
爆下げの原因は色々重なってるが、インドの規制が一番大きいのかな?
インド、仮想通貨禁止、全面規制。。。— デンデ (@bxKqwdYakne19zf) 2018年2月2日
ひどいチャート📉だなこれまた。。。
なんだかんだ中国の規制の流れが相場に効いてるような。
このまま降下し、ちょっと上昇。また降下を繰り返して安値更新していきそうですな。#仮想通貨 pic.twitter.com/VoK3JryGsn
— ダイキフジシマ|webライター (@daikifuzishima) 2018年2月5日
世界各国での規制強化に関するニュースが重なって、結果として大暴落が起きたという見方が強い仮想通貨。
インドの規制については誤報だったようですが、それでも影響力は大きかったと言えるでしょう。世界各国の仮想通貨規制に関するニュースには、目を光らせておいて方が良さそうです。
仮想通貨の暴落の原因②:米商品先物取引委員会(CFTC)から仮想通貨取引所に召喚状
仮想通貨企業にサービスを提供する意向であるとの姿勢を表明した。ロイター通信は1月、米商品先物取引委員会(CFTC)が昨年12月6日に、ビットフィネックスとテザーに召喚状を送付したことを明らかにした。
— Jvivid (@Jvivid) 2018年2月20日
2017年12月6日に、米商品先物取引委員会(CFTC)がBitflexとTetherの両者に召喚状を送っていたとのこと。
両取引所からは返答は無かったようですが、ネガティブな噂を産んだことは間違いないでしょう。仮想通貨の暴落に繋がった一つの要因である可能性は十分にあります。
仮想通貨の暴落の原因③:韓国の仮想通貨取引所に立ち入り調査が行われた
[Korea] Police have seized Korea 's largest cryptocurrency exchange 'Bithum'; in connection with a hacking incident. #cryptocurrency #BITHUMB #hacking pic.twitter.com/GGRt6R2y42
— Asia Investment News (@AsiaInvestNews) 2018年2月1日
韓国最大の取引所であるBithumでハッキングがあったとされ、警察による立ち入り調査が行われました。
このようなネガティブな出来事が起こると、仮想通貨全体に対する信用度も落ち、価格の暴落に繋がってしまう可能性があります。
仮想通貨の暴落の原因④:コインチェック元社員による内部告発
5chのコインチェック計画倒産内部告発の書き込み、本当ならやばいし嘘でも風説の流布でやばいし闇しか感じない
— 大爆笑カレー@何時人狼也 (@gamecenterf) 2018年1月30日
MEM盗難によりセキュリティの甘さが発覚したコインチェック。コインチェックの元社員を名乗る人物が、コインチェックの破産予定を書き込みしました。
書き込みがあった破産予定日には何も起こらなかったのですが、仮想通貨そのものに対する不信感が強まったのは間違いないでしょう。
仮想通貨の暴落の原因⑤:テザー(Tether)による価格操作(USDTショック)
コインチェックより usdt ショックの方が大きそうですね。
これは本当に市場崩壊させかねないと思っています。— 大石哲之(Bitcoin,Blockchain) (@bigstonebtc) 2018年1月29日
USDと同価値になるように設計された仮想通貨であるUSDT。米ドルを担保とするシステムになっており、信頼度の高い通貨でした。
Tether社は過去にハッキングを受けてビットコインを盗まれたことがあり、その穴埋めのためにUSDTを空発行しているのではないかという疑惑が生まれました。
真相は不明ですが、ビットコインの暴騰はこのUSDTによって支えられているとしたら、まさに危険極まりない状況。大変なことになる前に通貨を手放したいと思う人が出るのも当然でしょう。
仮想通貨の暴落の原因⑥:大口投資家たちによる意図的な調整
仮想通貨暴落は、大手ファンドが安く仕込む為に起こしたのでは?
— 投資家hiro (@hiro777ww) 2018年2月17日
相場を暴落させてから市場に参入するのは、投資の常套手段。大口投資家たちが市場参入のために、意図的に価格を調整しているという見方もあります。
ネガティブなニュースが立て続けに流布しているのは、もしかしたら大口投資家たちによる情報操作なのかも知れません…。
仮想通貨の暴落の原因⑦:仮想通貨先物取引の導入
仮想通貨が毎月おなじようなタイミングで急騰や暴落をくりかえすのは、レバレッジをかけた先物取引をしている人たちの影響では?レバなんてかけずに1万円分くらい購入しておけば、下がっても最大1万円の損。それでもあたれば100万円~1000万円なんだからレバかける必要なんてないのに。
— Jean Piaget (@interleukin110) 2018年1月19日
2017年12月にCBOE(シカゴ・オプション取引所)やCME(シカゴ・マーカンタイル取引所)で導入された通貨先物取引。投資家の市場参入を促進して、暴落を引き起こしたとも言われています。
必ずしも価格の下落に繋がるような要因ではありませんが、値動きを大きくした一つの出来事ではあると思って良いでしょう。
今後の仮想通貨暴落は予想出来る?

高騰後の暴落ということで、それだけ値動きが大きかった2018年1月の大暴落。
2ヶ月に1回ほどのペースで暴落が起きると言われており、仮想通貨の値動きにはある程度の周期性があるものと考えられていました。
仮想通貨は投資の歴史も浅く、SNSが発達した現代ではネガティブな噂は瞬く間に広まってしまいます。それだけに暴落を読むのは難しいというのが現実。
今後も各国の規制が進む可能性はありますし、ハッキングなどの事件が怒らない保証はありません。今後も暴落が起こる可能性は高いと予想できますが、その時期を予測することは簡単ではありません。
仮想通貨関係の信頼できる情報をマメにチェックして、不測の事態にはすぐに対応すること。暴落によるリスクを避けるためには、そのような地道な取り組みが必要になると言えるでしょう。
仮想通貨の暴落についてまとめ

仮想通貨の暴落について解説しました。暴落で大損する人がいる一方、チャンスに変えてしまう人がいるのも事実。
価格の変動に対して正確に予測をして、いち早く対処することが何よりも大切です。正しい情報を取捨選択して、仮想通貨が暴落してしまうリスクを軽減しましょう。