コインチェックはビットコイン以外の仮想通貨(アルトコイン)を数多く取り扱っているのが特長で、2018年仮想通貨投資を始めるなら、ぜひ登録しておきたい取引所の1つです。
しかし、コインチェックにお金を預けて大丈夫か不安な方も多いと思います
出金手続きが面倒だったり、長い間待たされたり、手数料が高かったりしたら、ちょっと利用をためらってしまいますよね。
そこで、コインチェックの出金手続きについて解説したいと思います。
目次
コインチェックの出金手数料は一律400円

コインチェックの出金手数料は一律400円です。
1000円の出金でも400円ですし、1000万円の出金でも400円です。1回の手続きにつき最大5000万円まで出金申請することが可能です。
仮想通貨を海外の取引所やウォレットに移動することは、通常「送金」と呼ばれることが多いですが、送金手数料も紹介しておきます。
BTC | 0.001BTC |
ETH | 0.01 ETH |
ETC | 0.01 ETC |
LSK | 0.1 LSK |
FCT | 0.1 FCT |
XMR | 0.05 XMR |
REP | 0.01 REP |
XRP | 0.15 XRP |
ZEC | 0.001 ZEC |
XEM | 0.5 XEM |
LTÇ | 0.001 LTC |
DASH | 0.003 DASH |
BCH | 0.001 BCH |
コインチェックの出金時間は通常1〜2日の日数が必要 高速出金は廃止

コインチェックからの出金は通常1〜2営業日で振り込み手続きが完了します。
以前は追加料金を支払えば申請してから3分以内にコインチェックからの振り込みが完了する高速出金サービスが存在していましたが、現在は廃止されています。
しかし、営業日の1〜2日以内で出金できる仮想通貨取引所であれば、出金までの時間は今でも優秀な部類に入ると言えるのではないかと思います。
ちなみに住信SBIネット銀行の口座であれば、コインチェックが振り込み手続きを行えば10分程度で土日関係なく24時間いつでも着金します。仮想通貨取引所の多くが住信SBIネット銀行を利用しているので、この機会に口座開設しておくことをオススメします。
コインチェックの出金の申請方法

それでは、具体的なコインチェックでの出金申請方法について解説したいと思います。
まずはログインした状態で、ウォレットのボタンを押します。

移動したらウォレットページのサイドバーにある「日本円を出金する」を押して移動します。

これまで、一度も出金申請したことがない場合には、出金先の振り込み口座を登録する必要があるので、「新しい口座を登録する」と記載された緑色のボタンを押しましょう。

移動したページで振込先の銀行情報を登録します。
実は日本国内の円口座だけでなく、海外銀行口座にも対応しています。海外の銀行口座への送金の場合は「日本国内」の隣にある「海外送金」で表示されるフォームを使用してください。

日本国内の銀行口座への出金で必要な事項は以下の通りです。
- 銀行名
- 支店名
- 口座種類(普通・当座)
- 口座番号
- 口座人名義
海外の銀行口座への出金で必要な事項は以下の通りです。
- 銀行名
- 銀行住所
- 口座番号
- 口座名義人
- 受取人住所
- SWIFTコード
- IBANコード
- 中継銀行
- 出勤する通貨
海外送金は送料が一律2500円です。
以上の情報を入力して「登録する」の青いボタンを押すと出金口座の登録が完了します。
すると先程登録した銀行口座が選択できるようになるので、「この口座に振り込む」ボタンを押しましょう。

最後に出金額を入力して、間違いがないか確認をして問題なけれれば、「出金申請をする」ボタンを押せば出金手続き完了です。振り込み口座の登録から出金口座の申請まで、5分ほどで完了してしまうような簡単な手続きでした。

コインチェックの出金ができないケース

ほとんどの方は上記の手続きで問題なく出金手続きが完了しますが、一部の方は出金に制限がかかっている場合があります。主に2つの理由ががあります。
1つ目はコンビニ入金・クイック入金(ペイジー決済)・クレジットカードで仮想通貨を購入してから7日間が経過していない場合です。盗難防止やマネーロンダリング・資金洗浄の防止など様々な理由で7日間は資金の移動ができません。日本円の出金もコインチェックから外部のウォレットや取引所に仮想通貨を送金することもできません。
2つ目は口座開設時に行うSMS認証と郵送ハガキの受け取りを行っていない方も出金を行うことができません。SMS認証とは電話番号とコインチェックアカウントを紐付ける作業です。やり方が知りたい方は、こちらの記事を参照ください。
郵送ハガキ受け取りをしていない方は、一度コインチェックに問い合わせをして、もう一度ハガキを送付してもらうなどの対応を相談してみましょう。
コインチェックの出金申請の銀行はゆうちょでも大丈夫?

普段お使いの銀行がゆうちょ銀行の方もいると思います。
ゆうちょ銀行を受け付けていないサービスも世の中には存在するので、コインチェックがゆうちょ銀行対応なのか気になる方もいると思います。
コインチェックでは出金口座がゆうちょ銀行でも問題ありません。もちろん振り込み手数料は他行と同額の400円です。入金時にも、もちろん利用可能です。
まとめ

- 出金までの時間は1〜2日前後で手数料は400円
- 出金額が1000円でも1000万円でも手数料は同じ
- 1回の出金上限は5000万円
- 高速出金は廃止
- 海外の銀行口座へも一律2,500円で送金可能
- 出金はゆうちょを含む銀行口座にて対応可能
コインチェックでは、出金申請後、1〜2営業日で振り込み手続きが完了します。手数料は一律400円で最大5000万円まで一度に出金できます。ゆうちょ銀行でも対応可能です。
5000万円もの出金なんて、普通はありえないですが、現実的に起こりえるのが、まだ始まったばかりの仮想通貨市場です。コインチェックが豊富に用意しているアルトコイン(ビットコイン以外の仮想通貨)は、2018年から本格的に値上がりが期待できます。
コインチェックは出金申請から2営業日で振り込み手続きが完了する迅速さです。
ネム流出問題の際には、顧客が全員離れてしまうのではないかという窮地に立たされましたが、それでも日本円の出金再開は最優先で実行されました。
コインチェック社は一度失敗している以上、セキュリティ対策に今はかなり力を入れています。カスタマーサポートに期待できない海外取引所に多額の資金を預けておくよりも、出金手続きが迅速なコインチェックに預けておいた方が安心して仮想通貨トレードに専念できるでしょう。今後国内の大手企業との資本提携も予定していますし、ますます注目が集まっているコインチェックに口座開設だけでもしておいて損はありません。