『ビットバンクはクレジットカードで仮想通貨は買えるの?』『クレジットカードで仮想通貨は買った場合、手数料はどれぐらい?』
このようにビットバンクでクレジットカードを使って仮想通貨を買おうと考えている人は結構居られると思います。私もそのひとりでした。そんな私が実際にクレジットカードで仮想通貨を買おうとした結果をあなたにお伝えします。
目次
ズバリ!残念ながらビットバンクでは、クレジットカードは使えない!
結論から言いますと今現在、ビットバンクはクレジットカードで、仮想通貨は買えない状況となっています。
もし、買える状況になれば、この記事も加筆修正を行いますが、現時点ではクレジットカードでは購入不可となっている模様です。
ビットバンクウォレットがクレジットカード利用可能な手段だった!
ビットバンクの系列会社にビットバンクウォレットというサービスがあるのですが、原因は不明ですがサイトにアクセスできない状況です。
唯一、確認できるページにアクセスしてみますと、↑のようにクレジットカードで、ビットコインが買えると明記されています。
従来ならこのビットバンクウォレットで買って、ビットバンクの自分の口座へ送金し、反映させて取引を行うということが出来たと思いますが、現時点ではそれも不可です。
ネット上で検索してみると、ビットバンクの系列会社のビットバンクトレードで、クレジットカードが利用可能という記事を載せたサイトもありましたが、ビットバンクトレードでは、クレジットカードは使えないので要注意です。
原因は不明だけど、ビットバンクウォレットは現在使えないようです
ビットバンクウォレットについて、ビットバンクのお問い合わせで確認中ですが、返答はまだ届いていません。最近のビットバンクは相当な混み具合で、返答が届くまで、7~10日ほどかかっている状態です。
返答が届き次第、この記事内でご報告させていただきます。(※追記:2018.6月現在も返答なし)
結果的にビットバンクでは現時点でクレジットカードは使えなかった
結果的にビットバンクウォレットが利用できなかったので、他をいろいろ試してみましたが、ビットバンクでクレジットカードは残念ながら使えなかっということです。
でも、どうしてもクレカを使ってビットバンクで取引したいあなたへ!
『それでも、ビットバンクでクレジットカードを使いたい!』っと、考えている人は少なからず居られると思います。だって、普通に銀行振込するより、ポイントが付与される等、クレジットカードを使う利点は大きいですよね。
『だから、どうしても!!!』っと言われるあなたに、裏技を教えます。
他の取引所を経由して、ビットバンクで取引可能にする裏技はこれ!
仮想通貨をクレジットカードで買える取引所は数社あります。裏技というのは、ビットバンク以外の取引所の口座を開設して、そこでクレジットカードを使って購入した仮想通貨を
ビットバンクの自分の口座に送金するということです。手数料は必要ですが、この手法ならビットバンクで取引可能となります。
クレジットカードが使える他の取引所の代表的な3か所を紹介するよ
最近は仮想通貨取引所が多く増えてきて、どこを利用すればよいかで、迷われている方が多いと聞きます。その中でもクレジットカードが使える代表的な取引所を3つ紹介します。
クレジットカードが使える1つ目の代表的な取引所【コインチェック】
まずは最近、出川哲郎さんのテレビCMでもおなじみのコインチェック。 コインチェックはビットコインだけではなく、他のアルトコインもクレジットカードで買える利点があります。
上記の13種類が購入可能で、他の取引所にはないサービスです。ただし、クレジットカード決済で購入したコインを送金および、売却して日本円出金するには、クレジットカード決済でコインを購入してから1週間程度経過していることが条件となります。
利用可能なクレジットカードはVISA・マスターカード・ JCBの3種類です。
購入可能額:1回¥5,000~¥1,000,000。
購入限度額:1日¥1,000,000。
クレジットカードが使える2つ目の代表的な取引所【Zaif】
次はZaif(ザイフ)です。
ザイフはクレジットカードで購入可能なのはビットコインとモナコインの2種類だけです。なお、初回日本円を入金してから1週間は、日本円を出金する際、1日最大1万円相当の制限があります。
日本国内発行のVISA・マスターカードが利用可能です。
購入可能額:1回¥1,000~¥500,000。
購入限度額:なし
クレジットカードが使える3つ目の代表的な取引所【ビットフライヤー】
最後はビットフライヤーです。ビットフライヤーはビットコイン、イーサリアム、イーサクラシック、ライトコイン、ビットコインキャッシュ、モナコインの6種類の購入が可能です。
ビットフライヤーも出金制限があり、クレジットカードで購入した仮想通貨は購入後 1 週間、売却、送付等ができません。
日本国内発行のVISA・マスターカードが利用可能です。
購入可能額:1回¥1,000~¥1,000,000。
購入限度額:1日¥1,000,000。
あとは仮想通貨をビットバンクに移動させるだけ!注意点はこの3つ
- 必ず送金手数料を事前に確認しておく。
- 利用可能なクレジットカードを事前に必ず確認しておく。
- コインチェックとビットフライヤーは仮想通貨の送金制限があるので要注意。
送金する際の手数料は事前に確認しておくことは、思わぬ出費を回避するためにも必須です。各種手数料はキャンペーン等により、日々変化する可能性がありますのでご注意ください。
また、利用可能なクレジットカードや送金制限・購入限度額も事前に要チェックです。
裏技を教えたけど実は私的には非推奨なんです!その理由は次の3つ!
ここまで、あなたに説明してきた方法ですが、実は私的には非推奨なのです。それはなぜかと申しますと、『想定外』の状況になるというリスクが非常に高いです。どうしても裏技を使う場合は今から説明することを念頭に置いて考えてください。
まず、仮想通貨を移動させる手数料が高い!なんでこんなに高いの!?
ここではビットコインを移動に要する手数料をもとに考えてみましょう。まず、仮にですが1ビットコインのレートが¥1,500,000だった場合、
コインチェックは0.001 BTC(¥1,500)
ザイフは0.001BTC(¥1,500) ※推奨値
ビットフライヤーは0.0008 BTC(¥1,200)
これはビットコインの例ですが、送金手数料が本当に高い!数千万~数億円規模の取引なら理解できますが、小規模の送金でこんなに高い手数料はメリットがないような気がします。
ただ、リップルは比較的安価で、しかも口座間の所要時間も早く、送金を考えるなら、リップルが現実的かもしれません。しかし、リップルは上記の取引所からなら、コインチェックのみ、クレジットカードで購入可能です。
予期せぬ不具合が発生するかも?その代表的な【送金詰まり】とは!?
送金詰まりとは、例えばコインチェックからザイフにビットコインを送金する際、初心者は感覚的にネット銀行で振込をするのと同じような感覚になり、
送金ボタンをクリックすると、数分で送金先に着金すると思うでしょうが、実はそうではありません。仮想通貨の送金によくある現象として、『送金詰まり』というのが発生するケースがあります。
ビットコインに関しましては、早くて2~30分。遅い場合は30数時間~40数時間レベルになる場合があります。
この送金詰まりを防ぐ方法として、手数料を上乗せするという手法もありますが、緊急ではない取引所間の送金で手数料が高額になるのは、メリットがありません。
では、着金するまで気長に待つ!といっても、2日後になるのもいかかがなものかとも思います。ですので、あまりオススメできないのです。
送金詰まりって、遅延だけではなく、損をする可能性もあるんだよ!?
取引所間の送金はアービトラージという取引方法を使う際によく行われます。アービトラージとは、違う呼び方で裁定取引とも言いまして、取引所ごとの価格差がある場合、例えばコインチェックで安く買えて、
ザイフで高く売れるようなタイミングが発生した場合、コインチェックで安く買った仮想通貨を、高く売れるザイフに送金して、その差額の利益を得るという取引方法です。
ですので、その時に送金詰まりが発生すると利益が出るタイミングを逃す可能性があることを、頭に入れておく必要があります。
これらの要素を踏まえて、無理に別の取引所でクレジットカードで仮想通貨を買って、ビットバンクで取引するメリットとデメリットを考慮すれば、私的にやはりオススメできない手法であります。
ここまでのまとめ
- ビットバンクでは今現在、クレジットカードの利用は出来ません。
- 他の取引所を使って、クレジットカードを利用する方法はある。
- しかし、メリット・デメリットを考慮すると、オススメできる方法ではない。
ここまで、説明してきましたが、クレジットカードを利用して、ビットバンクを利用することは、私的にオススメはできませんが、『どうしても利用する!』と言われる方はデメリットを十分に考慮されて上で、取引してくださいね。
次の『知ってた?ビットバンクは取引手数料が無料になる事が多いんだって!』ではビットバンクでの取引手数料のお得なキャンペーンなどを紹介します!