過去のダッシュ(DASH)の高騰・下落理由と今後について徹底考察

DASH

仮想通貨の1つであるダッシュ(DASH)。主要アルトコインであるのにも関わらず、日本ではあまり話題になりません。

1000通貨以上も仮想通貨が存在する中で、どのタイミングでダッシュに投資すればいいのか分からないとお悩みの方もいるのではないでしょうか。

そこで過去のダッシュの高騰・下落原因と今後の高騰・下落要因について考察したのでダッシュへ投資する際の判断材料の1つとして活用してもらえればと思います!

 

過去のダッシュ(DASH)の高騰原因

DASH高騰

過去のダッシュの高騰は以下のようなものが原因として考えられます。

  • リブランディング
  • ダークマーケットでの需要
  • 先行者メリット
  • 仮想通貨市場の時合いが良かった

 

リブランディング

ダッシュは2014年1月にXCoin(XCO)という名称で始まり、翌月にはダークコイン(DRK)という名称に変更されて運営されていました。ダッシュは送金の秘匿性を特徴とした通貨なのですが、いかにもダークマーケットでの利用を意識したような名称でした。その後2015年にイメージを刷新するために、現在のDASH(Digital Cash)へと「リブランディング」が行われました。

仮想通貨がリブランディングを行うと、価格が上昇する傾向があると言われています。

リブランディング直後から、調子よく価格が上がるか、リブランディングの日を節目に一度下落が起こるかはリブランディング内容で異なります。ダッシュはリブランディング後に一旦下落することになりました。

DASHリブランディングのチャート

 

しかし長期的に見ると、リブランディングを行うと、仮想通貨の価格が上がっていく傾向があるので、以前の価格近くまで戻ってしまいましたが、その後のチャート形成には良い影響を与えた可能性が高いです。

 

ダークマーケットでの需要

ダッシュは匿名性機能があり、送金の情報を外部から分かりにくいようにする仕組みがあります。2017年春にダークマーケットのAlphaBayが匿名性通貨を採用したことで、ダッシュの価格上昇を押し上げる好材料になったと言われています。

 

先行者メリット

ダッシュは2014年から存在する比較的歴史のある通貨の1つです。古くから存在するので、ライバルが少なく投機対象にもなりやすく、右肩上がりの仮想通貨市場で着実に価格を上げてくることが可能でした。ダッシュはそのような先行者メリットの恩恵を受けた通貨の1つと言えます。

ダッシュはリリース当初は20円程度でした。第一時アルトバブル前である2017年1月の時点で既に1000円を超えており、3年近くかけて50倍以上へと成長してきました。これから50倍以上の成長を狙うとなると、主要アルトコインや他の新興アルトコインなどの競合が多いので、難易度が上がります。

 

仮想通貨市場の時合いが良かった

高騰原因は色々と理由付けできますが、結局は仮想通貨市場の地合いが良かったことが、価格高騰の一番の原因ではないかと思います。

2017年は世界的に仮想通貨市場に一気に資金が流れ込みました。ダッシュもアルトコインバブルと呼ばれた春と冬に前月比の数倍に膨れ上がる大暴騰をしました。

春の暴騰原因は「ダークマーケットAlphaBayが匿名性通貨を採用」、冬は「ブロックサイズのアップデート」「Appleのアプリ審査の通過」「仮想通貨ATMを開発しているIamassu社と業務提携」「大手取引所Huobiへの上場」などと好材料が出たのが原因と言われています。しかし、前月比数倍に跳ね上がるようなインパクトかと言えば、そのようには感じません。資金が仮想通貨市場に流れていたことが大きな原因であり、材料は後付けのようにも考えられます。実際、他の通貨も軒並み数倍〜数十倍に暴騰していました。

好材料のニュースよりも、周りの人やマスコミからの仮想通貨投資が儲かっている的な雰囲気が必要になってくるのではないかと思われます。地合いが良いかどうかは、Coinmarket CapのTotal Market Capitalizationで確認できます。チャートが上向きだと、資金が流れて景気が良い証拠です。

 

仮想通貨市場全体の取引高

 

過去のダッシュ(DASH)の下落原因

DASH下落

一方の過去のダッシュの下落原因としては以下のようなものが考えられます。

  • 仮想通貨市場全体の暴落
  • 調整相場

 

仮想通貨市場全体の暴落

基軸通貨であるビットコインから資金が抜ける時はダッシュも同時に暴落します。

2017年は数ヶ月に1度ビットコインを中心に市場全体が暴落することがよくありました。規制などの明確なニュースがある時もあれば、特に理由もなく夜中にいきなり大暴落することもありました。

 

調整相場

ダッシュが大きく上昇すると、その反動で大きく下落します。短期・中期投資で保有していた方たちが利益確定するので下がります。

チャートには上昇トレンド・レンジ・下落トレンドの3つが存在します。いくら景気が良くても常に上昇トレンドという訳にはいかず、レンジ相場や下落トレンドなどの調整相場を経て、長期的に価格を上昇させていきます。

 

今後のダッシュ(DASH)の高騰する要因

DASH高騰

以上、これまでのダッシュの高騰・下落原因の考察でした。それでは今後どのような要素がダッシュを高騰・下落させるのかの要因についても予想したいと思います。

今後のダッシュの高騰は以下のような要因によって起こる可能性があります。

  • ビットコインの高騰後
  • ポジティブニュースが出た時
  • インフルエンサーの影響
  • 決済通貨としての普及
  • 日本の取引所への上場
  • WebBotの予測

 

ビットコインの高騰後

仮想通貨はビットコインに資金が流れた後に、アルトコインに資金が流れる傾向にありますビットコインが高騰した後には、主要アルトコインの1つであるダッシュの高騰が期待できます。

2017年冬のアルトコインバブルでは、ビットコインが200万円を超えるほどまでに高騰しました。1BTCが100万円を超えたと思ったら1ヶ月も経たずに200万円を超えてきたので、さすがにビットコインは加熱しすぎということで、アルトコインへ資金が流れていきました。

仮想通貨市場はビットコインが上昇しやすい時とアルトコインが上昇しやすい時期があるので、ビットコインが高騰した後は、アルトコインの高騰も期待できます。ダッシュが次に最高値を更新する時は、ビットコインが最高値を更新した後の可能性が高いでしょう。

 

ポジティブニュースが出た時

ポジティブニュースが出ると、どの通貨も価格が上がる傾向にあります。ダッシュのニュースはDASH公式サイトにてチェックできます。公式の発表でなくてもSNSなどで何か好材料が噂になれば、「噂のうちに仕込んでおいて、公式発表で事実売りする」ことでも利益が期待できます。

ただし地合いが悪いと価格は伸びません。2018年の春頃は、コインチェックのハッキング事件こそ目立ったものの、仮想通貨市場全体は、実用化へ向けた動きなどポジティブなニュースが多かったです。しかしながらどれも数十%程度の値上がりなどで、高騰というよりも、下落トレンドの一時的なリバウンド程度でした。ポジティブニュースが出ても、地合いが悪い時期は無理に資金を投入する必要はないでしょう。

 

インフルエンサーの影響

仮想通貨業界ではインフルエンサーの影響が強いです。株式市場とは違い、ポジショントークのルールがないので、良くも悪くも煽り行為が可能です。影響力のある人がダッシュをプッシュすることによって価格の高騰が期待できます。匿名性通貨を推すインフルエンサーの方は多いので、SNSなどをチェックするようにしておきましょう。

 

決済通貨としての普及

決済通貨として普及していけば、需要が拡大するので、ダッシュの価格は上がっていくでしょう。

ビットコインすらまだまだ普及しているとは言えず、仮想通貨の実用化はまだ、ほとんど始まっていません。ダッシュはインフレで悩むジンバブエでの普及を目指していますが、この事例が成功すれば、他のインフレに苦しむアフリカ諸国へと普及し、一気に需要が拡大する可能性もあります。

 

日本の取引所への上場

日本でダッシュを取り扱っている仮想通貨取引所はありません。以前はコインチェックが取り扱っていましたが、金融庁認可の仮想通貨交換業者になるためにダッシュ・モネロ・ジーキャッシュの匿名性通貨がネックになっているようで、取り扱いが行われなくなりました。日本政府は仮想通貨に対して税金面では期待していますが、規制が厳しく仮想通貨の普及に積極的とはいい難い状況です。

世界的に匿名性機能に対する足並みが揃えば、金融庁の匿名性通貨に対するスタンスも変わってくる可能性があるので、日本の取引所でも取り扱いが可能になってくると思われます。日本人が気軽にダッシュへの投資を始めることができればダッシュの値上がりが期待できます。

その他、bithumbやCoinbaseといったその国を代表するような取引所への上場や、取引高の増加が価格に影響を与える可能性もあります。

 

WebBotの予測

仮想通貨界には、いくつもの価格上昇の予測を的中させてきたWebBotという有名プログラムがあります。WebBotによる仮想通貨市場の予測は有料のレポートですが、翻訳・要約されたものがネット上に出回っているので「webbot 予測」などで検索すれば表示されます。

ダッシュは主要アルトコインでありWebBotの予測で触れられることが多い通貨です。2018年8月に政府絡みのことで暴騰する予測が行われています。

この予測を実現させる為に、買い圧力が増える可能性もあります。しかし地合いが悪いとWebBotの予言は外れる可能性もあります。2018年は仮想通貨業界全体の落ち込みもありWebBotの確度は2017年ほどではない印象を受けます。

 

今後のダッシュ(DASH)が下落する要因

DASH下落

続いて、今後のダッシュの下落は要因についても触れたいと思います。

以下のような要因が考えられます。

  • 調整相場
  • スケジュールが明確なイベント終了後
  • 匿名性通貨の規制
  • 大口ホルダーの撤退

 

調整相場

これまで同様、相場が大きく上昇し、加熱しすぎの場合には、一旦大きな調整で下落する傾向にあります。

また、2018年1月のように調整相場に見せかけて、マイナス材料を出して、下落トレンドのチャート形状を確定させられる可能性もあります。2018年1月が、まさにそうでした。新規参入者の急増からビットコインは、再度大きく値段を上げ300万円を越えてくると期待されていましたが、底値を切り下げて、下落トレンドのダウ理論を確定させ、市場の停滞が長引く結果となりました。仮想通貨市場全体が盛り上がっている時は、短期トレード以外では上値で買わない方が懸命でしょう。

 

ビットコイン下落トレンド

 

2018年は富裕層のみを顧客とする投資銀行ゴールドマン・サックスや、空売りで有名なジョーシソロスが参入してきたことから、今後ビットコインに対して歴史的な売り浴びせが行われる可能性が否定できません。仮想通貨市場は始まったばかりで、機関投資家による大規模な空売りをまだ経験していません。機関投資家がビットコインに空売りを仕掛けた場合に、仮想通貨市場が一体どうなってしまうのかは未知数です。多くの方が、仮想通貨市場全体がもっと成長していって欲しいと思っているので、機関投資家にとっては空売りしやすい状況にあります。

 

 

マイクロソフト創始者のビル・ゲイツも仮想通貨投資するなら「空売り」と発言しています。

 

I agree I would short it if there was an easy way to do it.

出典:Bill Gates: I’d Short ‘Crazier, Speculative’ Bitcoin If I Could -cointelegraph-

 

スケジュールが明確なイベント終了後

何かのアップデートがあったりすると、何か新しい機能がリリース日が決まっている場合はその日に向けて価格が上昇していく傾向にあります。

イベント日当日を1つの利確目標とする中期投資家が多いようで、イベントが修了すると一度価格が下がる傾向にあります。発表内容が悪いと、暴落の可能性もあります。

 

匿名性通貨の規制

ダッシュには送金情報が外部から分かりにくくする匿名性機能があります。匿名性通貨はマネーロンダリングや税金逃れに利用される可能性があるので、規制すべきとの議論が起こっています。特にG20前などは絶好の売り煽りタイミングになるので、注意が必要です。

 

大口ホルダーの撤退

ダッシュにはマスターノードと呼ばれる1000ダッシュを保有している人に対し、ダッシュが分配される仕組みがあります。

この仕組みによって、ダッシュを長期間保有する理由があるので、暴落時でもアルトコインの中では比較的値下がり率が緩やかでした。しかし、何らかの理由で大口の長期ホールドする意味が薄れれば、ダッシュは大きく下落する可能性もゼロではありません。

 

まとめ

  • ダッシュの高騰・下落原因は仮想通貨市場の地合いに依存することが多い
  • ビットコインが大きく高騰した後は、ダッシュの高騰が期待できる
  • ダッシュの下落原因として特に注視しておきたいのが匿名性通貨の規制

 

ダッシュの今後の高騰は、ダッシュ自体のポジティブニュースというよりも、ビットコインを中心とした仮想通貨市場の時合いが重要になります。一気に価格が何倍にもなるか、数十パーセント程度の上昇になるかは、新しい資金が仮想通貨市場に入ってきやすいかどうかが鍵となります。

ダッシュの場合マスターノードを採用しているので、大口の長期ホルダーが多いので、値崩れしにくい特徴もあり、アルトコインの中では下落リスクは低めです。

仮想通貨市場は乱高下は激しく、不安に感じることも多いですが、長期的に見れば、仮想通貨市場はまだ始まったばかりの市場で上昇トレンド継続中です。仮想通貨市場全体が上向きの雰囲気で、ビットコインが大きく上昇した後は、主要アルトコインの1つであるダッシュの高騰が期待できるでしょう。

ただし、ダッシュの価格を暴落させる可能性のある匿名性通貨の規制問題に関しては、議論が起きているので注視しておきましょう。

ダッシュ(DASH)の手数料の安いおすすめ取引所比較と買い方・購入方法

2018.03.02

【登録必須】おすすめの仮想通貨取引所ランキング

広告画像