イオス(EOS)というアルトコインの存在をはじめて知って、その内容を調べたときに正直驚きました。「なぜ?ホワイトペーパーに価値がないトークンって書いてあるの?」「48時間後に移動不可になるってどういうこと?」
こんな疑問が次々と出てきましたが、知れば知るほど“価値はないけど、すばらしい価値が見い出せるのでは?”と思えてしまう、すばらしい仮想通貨・イオス(EOS)の謎をひも解いてみましょう。
目次
イオス(EOS)とは?その正体は不思議だらけの仮想通貨だった
イオス(EOS) | イーサリアム(ETH) | |
時価総額 (2018.5現在) |
5位 | 2位 |
取引所 (日本国内) |
なし | ほぼ、すべて |
スマートコントラクト | 搭載 | 搭載 |
dApps | 搭載 | 搭載 |
発行枚数 | 10億(EOS) | 約9,800万(ETH) |
公式サイト | EOS(イオス) | イーサリアム(ETH) |
イオス(EOS)は分散型のブロックチェーンの技術を利用し、イーサリアム(ETH)の基本性能を発揮できるスマートコントラクトタイプの仮想通貨です。
このイオス(EOS)は大企業向けに活用されることを念頭に開発されたトークンと言われています。しかし、イオス(EOS)が正式にリリースされた時点で開発者側から「このトークンを買っても価値がない」と発表され、
配布完了から48時間後までにシステム上(ブロックチェーン)で固定されて自由に移動ができなくなると、ネガティブ系の説明があった不思議な経緯がある仮想通貨です。
これらの要因を踏まえて巷では完全に資金集めのためだけに開発されたトークンではないか?と言われています。すばらしいポテンシャルを秘めながら、
価値がないとの前提でリリースされた不思議なイオス(EOS)とはいったい、どんな仮想通貨なのでしょうか?
イオス(EOS)はトークンとしての価値が無いと公式が発表!
イオス(EOS)は正式リリース時にホワイトペーパーで「このイオス(EOS)というトークン自体に価値はない」とはっきりと記されています。
しかし、仮想通貨はそのポテンシャルや将来的展望を加味されて評価され価値が発生します。しかしイオス(EOS)はオフィシャルから「トークン自体に価値がない」と発表されています。
それにもかかわらず、イオス(EOS)は2017年のICO直後、18時間で約16億円を調達したことで一躍脚光を浴びました。
イオス(EOS)は48時間経過すると移転が出来ない仮想通貨
イオス(EOS)は「配布終了後、48時間以内に移転ができなくなる」とホワイトペーパーに記されています。
これは一般的に開発者側がイオス(EOS)の開発を進めるための資金調達だけが目的で発行されたトークンとされ、現状では何の価値もないと位置づけられているトークンですが、
仮想通貨全体の時価総額ランキングの5位となっていることを不思議に思う方が大半ではないでしょうか?
これらの要因を踏まえるとイオス(EOS)は将来的に価値が発生する可能性が高いと判断する人々が多いことを示していると言っても過言ではないでしょう。それだけイオス(EOS)は注目されている仮想通貨なのです。
イオス(EOS)の今後の価格を予想すると明るい展望が見えてきた!
イオス(EOS)の今後の価格を考えてみると、必然的に明るい展望が見えてきました。それはやはりイオス(EOS)のポテンシャルが非常に高機能で優秀なトークンであることが第一にあげられます。
それもあいまって、イオス(EOS)の価格上昇の裏側に垣間見える将来性も鑑みてみると、やはり有望株といえる要素が盛りだくさんな仮想通貨としか言いようがないです。
一説には開発者の顔ぶれが業界内でも、すごい有能者ばかりで、それだけでも将来性はすでに担保されているとも言われています。
イオス(EOS)の最近の価格変動をチャートから読み取ってみよう!

出典:coinrate
イオス(EOS)は正式リリースされてまだ、1年も経たない仮想通貨ですが、その価値はリリース当初より2018.5現在で約13倍に跳ね上がっています。
これはやはり前述の各要因が将来性を暗示し、仮想通貨へ投資する人たちの注目度が高いことを表しています。
イオス(EOS)がICO直後に驚くほど高騰した要因を調べてみた!
イオス(EOS)はICO終了時に約300%も価値があがるという現象がありました。これには諸説あるようですが、原因としてICOブームが真っ盛りであるということや、
開発者の顔ぶれがかなりの有能者達が集まっているという点と、将来的に大企業の情報処理の一翼を担うのではないか?等の期待感があり、ICO直後から価値が高騰したようです。
あと重要なのがイオス(EOS)はウェブボットが有望株であると判断したことも重要な要因の一つとされています。ウェブボットとは仮想通貨の価値の動きを予測する人工知能(AI)の情報収集プログラムです。
【イオス(EOS)の将来性】利用価値が無し~有りへの可能性

イオス(EOS)は前述のウェブボットが出した予測によると、今年の春から上昇するとのことです。その理由は現状でイオス(EOS)のトークンは価値がないと位置づけされていますが大企業等で通貨として使用される可能性があると算出しています。
これらを全面的に信用することには危険性が伴いますが、ウェブボットの出した答えを参考にして、ホルダーになることは一連の流れから見ても良い方向だと思います。
日本国内の取引所ではイオス(EOS)の取扱いはありませんが、取引をしたい方は世界最大級の仮想通貨取引所のバイナンスをオススメします。
イオス(EOS)が大企業向きと言われる理由は速さと低コスト!
イオス(EOS)が大企業の情報処理に採用されたり、独自通貨に採用される可能性として次の3つのポテンシャルがあげられます。
① 分散型アプリケーション
イオス(EOS)は分散型アプリケーションを構成する目的で使用されるプラットフォームで、大企業の膨大な情報(ビッグデータ)を処理することを想定して開発されたトークンです。その機能は他のトークンと比較してもトップレベルと言えるかも知れません。
② 取引(トランザクション)処理の高速性が秀逸
イオス(EOS)は1秒間に数百万の取引(トランザクション)を処理する性能を持っています。これは代表的な仮想通貨であるビットコインと比較しますと、
ビットコイン(BTC)は1秒間に3件、イーサリアム(ETH)は30件の取引(トランザクション)しか処理することができません。この比較だけでもイオス(EOS)がいかに優秀なシステムなのかが、お分かりいただけると思います。
③ 取引手数料が無料である
これも重要な要因と言えますが、イオス(EOS)は取引手数料が無料という点です。他の仮想通貨を取引する上で手数料が必要となりますが、
イオス(EOS)は取引(トランザクション)処理に手数料は必要がないとされています。これは膨大な取引を処理する大企業にとっては最大の魅力と言えるかも知れません。
イオス(EOS)の将来的に不安な点は中の人たちの考え方だった?
イオス(EOS)の開発者チームは非常に有能なエンジニアが集結したものです。それゆえリスクヘッジにも秀逸な考えと展望を持っていると言われています。
イオス(EOS)は現状でテスト(試運転)状態と言われていて、そのテストが終了するとプラットフォーム上でさまざまなプロジェクトを開始させると予想されています。
しかし万が一、イオス(EOS)のテストが失敗となり開発が打ち切られた時を想定すると、イオス(EOS)の価値が本当の意味ですべて消失します。
そのような事態に陥った場合、世界中のイオス(EOS)ホルダーからの提訴される危険性を想定し、開発者チームがリリース時にホワイトペーパーに「イオス(EOS)には価値はない」と意図的に記したという説があります。
ここまでのまとめ

イオス(EOS)は「価値がない」と位置づけられていますが、実はとんでもないポテンシャルがあり、その将来を有望視する声が非常に多い仮想通貨です。その有望視される要因をまとめますと、
- 最先端技術を保有する分散型アプリケーションであること
- 取引(トランザクション)処理の高速性が秀逸であること
- 取引手数料が無料でコスト面でも、極めて優れていること
大企業に特化した活用方法ばかりを並べましたが、それらは結果的に我々利用者側にも還元され、近い将来のさまざまなシーンで恩恵を受け、未来志向の快適な生活が可能となることが想像されます。
そんな意味でもイオス(EOS)への期待度は大きく、仮想通貨としての価値の高騰も充分に想定されるトークンであることは間違いないでしょう。