モネロ(XMR)の今後と将来性【2018年は値上がりするのか?】

モネロ(XMR)は、匿名性が高いという特徴を持つ仮想通貨です。

ビットコインには無い技術的特徴を持ち、根強い人気を持つ仮想通貨ですが、一方で不正取引などへ使われる危険性も指摘されています。

2014年に登場してから、順調に取引を拡大してきたモネロ(XMR)ですが、仮想通貨全体への規制強化の動きもあり、今後の動きが注目されています。

モネロ(XMR)の今後と将来性は?2018年にどう動くのか?解説します。

 

【将来性なし?】モネロ(XMR)が値下がりする可能性

 

モネロ(XMR)など匿名性が高い仮想通貨は、デメリットとして不正な取引の送金に用いられる危険性が指摘されています。

金融当局の規制が強いタイミングでは、取引所の取り扱い通貨としてモネロ(XMR)を敬遠する動きなども見られます。

負の要素に影響されて、モネロ(XMR)が値下がりする可能性について考えてみましょう。

 

コインチェックがモネロ(XMR)の取扱いを停止した影響

コインチェックは日本を代表する大手仮想通貨取引所であり、日本では唯一、モネロ(XMR)を取り扱う取引所でした。コインチェックで取り扱いがあることで、モネロ(XMR)は日本でも主要なアルトコインとしての位置を確保していたと言えます。

2018年1月26日、コインチェックでネム(XEM)の流出問題が発生。2018年4月6日に、マネックスグループの傘下に入り、新しい経営陣のもとで経営再建を目指す方向性が正式に公開されました。

経営再建を目指す過程で、モネロ(XMR)をはじめとする匿名性が高い仮想通貨については、取り扱いを停止する方向であることが報道されています。これは、2018年3月8日に金融庁から示された行政処分に対応するものと考えられます。

 

 

コインチェックでの取り扱いが無くなり、日本国内でモネロ(XMR)を取り扱う取引所が無くなることで、少なくとも日本在住の日本人のモネロ(XMR)取引量は減少すると予測されます。

 

仮想通貨全体が調整局面にある影響

(出典)coinmarketcap.com『Bitcoin Charts

仮想通貨の値動きは、全体としてみるとビットコインに連動している傾向が非常に強いです。

ビットコインの価格は、2017年12月17日に2万ドルを超える最高値をつけましたが、2018年4月時点では8000ドル台にまで下落しています。

ビットコインの価格に連動するかたちで、仮想通貨全体の価格が調整局面にあり、値上がりによる取引利益の期待が以前よりも難しい状況にあります。

モネロ(XMR)に限りませんが、仮想通貨を取引する動機として、値上がりへの期待は大きいものです。今後も一定期間、モネロ(XMR)の取引が低調に推移する可能性があります。

 

モネロ(XMR)のハードフォークが与える負の影響

モネロ(XMR)は、ASIC対応をめぐって開発チームで意見が対立。2018年4月7日に、モネロ(XMR)のネットワークアップグレードが実施されハードフォークが行われました。

このハードフォークにより、モネロ(XMR)から派生した4つの仮想通貨が生まれています。2018年4月末には、さらにもう1種類のモネロ(XMR)派生の仮想通貨が誕生します。

すべてモネロ(XMR)から派生したものですので、名前も特徴も似ています。

どのモネロ(XMR)を取引したら良いのか?どのモネロ(XMR)がオリジナルなのか?短期的には混乱を生じさせる可能性があります。

モネロ(XMR)のハードフォークについては、次の記事を参考にしてください。

 

モネロ(XMR)とは?発行枚数や取引所・ハードフォークを徹底解説

2018.04.14

 

【将来性あり?】モネロ(XMR)が値上がりする可能性

 

モネロ(XMR)には大きな可能性も秘められています。

モネロ(XMR)の技術的な特徴として、ビットコインなど従来の仮想通貨の欠点を解決している側面があるためです。

 

仮想通貨全体への理解が深まることは好影響か

2017年は仮想通貨元年とも呼ばれ、ビットコインをはじめとする多くの仮想通貨の値上がりに沸いた一年でした。

2018年は、一時のバブル的な熱狂ではなく、仮想通貨そのものへの理解が深まっていくタイミングになると考えられます。

仮想通貨への理解が深まる中で、モネロ(XMR)がなぜ開発されたのか、ビットコインとは異なる技術的な背景を持つのは何故なのか、多くの投資家が理解を深めていくものと思われます。

モネロ(XMR)を単に値上がりする一銘柄として認識するだけでなく、本質的な特徴を理解する動きが生まれてくるのは、長い目で見れば好ましいことです。

 

モネロ(XMR)の技術的な特徴が注目される可能性は高い

モネロ(XMR)の特徴は、ユーザー目線に立てば好ましいものです。

匿名性が高いために送金履歴を知られることが無く済み、取引速度も速く、決済手段として多くの点で優れています。

マイニング処理も軽いことから、家庭用の一般的なパソコンでマイニングすることができ、マイナーとしての利益を得ることも可能です。

モネロ(XMR)は、仮想通貨の利用者として望ましい姿により近いものなのです。

 

モネロ(XMR)のハードフォークが与えるプラスの影響

モネロ(XMR)のハードフォークは、一時的に市場を混乱させる要素になると思われますが、長期的にはメリットにもなり得ます。

ASIC問題について安易に妥協をせずに、ASIC容認の程度に応じて複数の仮想通貨にハードフォークしたということですから、モネロ(XMR)の基本姿勢が堅持されているメリットはあるのです。

方針をめぐってハードフォークした仮想通貨は過去にいくつも事例があります。ビットコインもそうですし、イーサリアムもハードフォークを行っています。

何れのケースでも、ハードフォーク後に、分岐した仮想通貨がそれぞれ固有の評価を受けています。ハードフォークは決してマイナスにはならないという証明としても考えられるでしょう。

 

モネロ(XMR)の今後のリスクについて考察

モネロ(XMR)の今後のリスクについて、どのような要素があるか考えてみましょう。

仮想通貨全体に関わるリスクと、モネロ(XMR)に固有のリスクの2つに分けて考えていきます。

 

仮想通貨全体への規制強化の流れ

仮想通貨全体に関わるリスクとしては、仮想通貨全体への帰依性強化の流れが考えられます。

G20(主要20か国・地域財務大臣・中央銀行総裁会議)が開催されるたびに、仮想通貨のマーケットは次にどのような規制案が提示されるのか、神経質になっている状態です。

過剰な規制が施行された場合、仮想通貨全体の取引が低調に推移するリスクが考えられます。

 

モネロ(XMR)が不正取引に用いられる危険性

モネロ(XMR)に固有のリスクとしては、不正な取引の決済に用いられる危険性が上げられます。

モネロ(XMR)の特徴は匿名性が高いことですが、資金の流れを隠したい悪質な意図を持つユーザーが現れるリスクが指摘されています。

とくにマネーロンダリングや、テロ資金として流用されるなどの事件が発生した場合には、モネロ(XMR)の将来に大きな影響を与えることになります。

 

日本国内でモネロ(XMR)を取り扱う取引所が現れるか

日本国内でモネロ(XMR)を取り扱う取引所が現れるかどうかは重要な問題となるでしょう。

仮想通貨の取引は、海外の取引所を利用することが一般的になってきていますが、言葉の問題などでハードルが高いと感じてしまう人が多いのも事実です。

日本人の多くがモネロ(XMR)を気軽に取引できる環境を実現するためには、日本国内でモネロ(XMR)を取り扱る取引所が現れた方が望ましいのは言うまでもありません。

 

モネロ(XMR)の将来性が期待できる要素

モネロ(XMR)の将来性について、どのようなプラス要素があるか考えてみましょう。

ここでも仮想通貨全体に関わるリスクと、モネロ(XMR)に固有のリスクの2つに分けて考えていきます。

 

モネロ(XMR)はビットコインの持つ欠陥を克服

モネロ(XMR)は、ビットコインとは違うアプローチで開発されたアルトコインです。

多くのアルトコインは、ビットコインをベースに開発されていますので、ビットコインの持つ欠陥もそのまま引き継いでしまっています。

モネロ(XMR)は、匿名性の高さや、取引速度の向上など、ビットコインの持つ欠陥をアルゴリズムベースで改善した仮想通貨です。

 

モネロ(XMR)は匿名性が高いため一定の需要は確保

モネロ(XMR)には、匿名性が高いという特徴があり、送金先や送金額が明らかになることはありません。

ビットコインの場合は、ブロックチェーンのなかに送金履歴の情報も記載されますので、送金先と送金額を完全に秘匿することは出来ません。

モネロ(XMR)の高い匿名性を持つことは、メリットにもデメリットにもなり得るものですが、送金履歴を秘匿したいという一定の需要が存在することは間違いないと考えられます。

 

モネロ(XMR)が持つ処理速度・マイニング速度の優位性

モネロ(XMR)は、処理速度が早いだけでなく、マイニング処理も軽いという特徴があります。

ビットコインのマイニングは年々難易度が高くなってきていて、現在ではマイニング専用のASICチップを実装したパソコンでなければマイニング処理を行うことができません。

モネロ(XMR)の場合は、家庭用の標準的なパソコンでマイニング処理が可能であり、個人でもマイニング利益を得やすいだけでなく、電力消費が少なく環境にも優しいというメリットがあります。

 

まとめ

  • モネロ(XMR)の匿名性が高い特徴は、使われ方によりメリットにもデメリットにもなり得ます。
  • デメリットとしては、モネロ(XMR)が不正取引に利用される可能性があげられます。
  • メリットとしては、送金履歴を秘匿でき、処理速度も速いことがあげられます。
  • モネロ(XMR)が明確な特徴を持つこと自体は、アルトコインとしてプラスと考えて良いです。
  • 日本国内でモネロ(XMR)を取り扱う所が現れるかどうかは、取引し易さを考えると重要です。

 

モネロ(XMR)は、アルトコインの中でも匿名性が高いという特徴を持つ暗号通貨です。その一方で、特に匿名性が高いことについては、違法な取引に使われる危険性も指摘されています。

モネロ(XMR)の今後の動きは、仮想通貨全体の潮流にも影響を受けながら、モネロ(XMR)の技術的な特徴が評価される局面も増えてくることが予想されます。

アルトコインはそもそもビットコインとの差異が明確でなければ存在価値がありません。明確な特徴を持つモネロ(XMR)は、長期的には魅了的なアルトコインと考えて良いでしょう。

ただし、短期的な動きは予測が付かない部分も多くあります。仮想通貨全体の動きと、モネロ(XMR)独自の動きの両方を把握しておくことをおすすめします。

モネロ(XMR)の取引を始めてみたいという人は、次の記事を参考にしてください。

 

モネロ(XMR)の手数料の安いおすすめ取引所比較と買い方・購入方法

2018.03.28

 

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