仮想通貨を利用するのに何かとかかってくるのが手数料ですよね。
取引所・販売所によって、手数料が変わってくるのが一般的です。
ユーザーとしては手数料が高いのか、安いのかは利用していくうえでの重要ポイントです。
GMOコインの手数料は無料と言われていますが、実際のところ気になりますよね。
ここでは、GMOコインの手数料についてご紹介していきます。
他社との手数料比較もまとめてあるので、ぜひチェックしてみてください。
GMOコインは基本的に手数料は無料だが販売所なのでスプレッドは高いので注意!

仮想通貨を利用するには、仮想通貨取引所もしくは販売所を利用することになります。
GMOコインは販売所に当たります。
販売所の特長としては、販売所とユーザー間の売買だということです。
取引所のように希望の金額が一致しないと取引できないということがなく、自分のタイミングですぐに売買することができます。
ただし、販売所は取引所に比べてスプレッドの差が大きく、結果、販売所に支払う実質の手数料が高くなります。
GMOコインの手数料一覧
入金手数料 | 無料 ※一部負担 |
出金手数料 | 無料 |
売買手数料 | 3%程度 |
取引手数料 | 無料 |
レバレッジ手数料 | 建玉ごとに0.04%/日 |
利用する際に何かとかかるのが手数料です。
いったいどれくらいかかるのかって気になりますよね。
上記の通り、GMOコインの手数料はほとんど無料なのが特徴です。
さっそく、それぞれにかかる手数料を詳しくチェックしていきましょう。
GMOコインの入金手数料
入金方法 | 手数料 |
即時入金(クイック入金) | 無料 |
振込入金 | 負担 |
日本円の入金方法には「即時入金(クイック入金)」と「振込入金」の2種類があり、入金手数料は入金方法によって異なります。
即時入金は無料で24時間いつでもネット銀行から入金が可能になっているので便利です。
振込入金のみ、振込手数料がかかるので注意しましょう。
GMOコインの出金手数料
種類 | 手数料 |
日本円 | 無料 |
仮想通貨 | 無料 |
GMOコインの出金手数料は日本円・仮想通貨ともに無料です。
他の取引所では、出金額に応じて手数料がかかるケースが多いですが、GMOコインなら出金回数を気にせずに済みます。
ただし、1日にできる出金額には制限があるので注意しましょう。
GMOコインの売買手数料(販売所にかかる手数料)
売値と買値との差額のことを「スプレッド」といい、販売所はこのスプレッドが取引所に比べて高い傾向にあります。
例えば購入価格が120円で売却価格が100円だった場合、20円の差額、つまりスプレッドが発生します。
このスプレッドが実質、販売所にかかる手数料に当たります。
スプレッドは各コインの値段によって変動し、スプレッドの差が大きいほど手数料が高くなり、コストがかかることになります。
また、仮想通貨現物売買と仮想通貨FXだと仮想通貨FXの方がスプレッドが小さい傾向にありますが、相場の変動によって大きく変わる可能性があるので、購入の際は注意が必要です。
GMOコインの取引手数料
GMOコインは販売所であるため取引手数料はかかりません。
手数料がかからないので、無駄なコストがかからず、とても利用しやすいと言えます。
頻繁に取引する際も、余計な心配をせずに済みます。
しかし、上記にあるように、スプレッドが実質の販売所への手数料に当たることを覚えておきましょう。
GMOコインのレバレッジ手数料
仮想通貨FXを利用した際にかかる可能性がある手数料です。
公式サイトでは以下のように記載されています。
「レバレッジ手数料」とは、ニューヨーククローズをまたいで建玉を保有した場合、建玉の保管費用として徴収させていただく手数料のことです。
当取引日の終値から計算した評価価額に対し、建玉ごとに0.04%/日のレバレッジ手数料がかかります。
・買建玉レバレッジ手数料=買建数量×買値(終値)×0.04%
・売建玉レバレッジ手数料=売建数量×売値(終値)×0.04%
GMOコイン以外の取引所と手数料を比較
取引所 | 入金手数料 | 出金手数料 | 売買手数料(ビットコイン) | 取引手数料(ビットコイン) |
GMOコイン | 無料 | 無料 | 3%程度 | なし |
Zaif | 486円(クイック入金) | 最大756円 | ほぼ無し | -0.05%~0.3% |
bitFlyer | 324円(クイック入金) | 最大756円 | 一部のコインで5%程度 | 0.01%~0.15% |
bitbank | 各金融機関所定額 | 最大756円 | ほぼ無し | 0% |
DMM Bitcoin | 無料 | 無料 | 約2% | 0% |
Coinchec | 756円(クイック入金) | 400円 | 3%程度 | 0% |
ここまでの内容でGMOコインの手数料があまりかからないことがわかりましたね。
ただ比較対象として他社はどれくらい手数料がかかるのかを知っておくと、利用するにあたって余計なコストをかけずに済みますよね。
上の表には、GMOコイン以外の取引所の手数料もまとめてみたので確認してみましょう。
こうして見てみると、GMOコインが他社と比べてかかる手数料が少ないことがはっきりとわかると思います。
ただし実質の手数料にあたるスプレッドの割合が高いので、購入した瞬間に含み損をする額が多いということになります。
各コインによっても手数料が異なりますので、仮想通貨を売買する際は、取引所や販売所を上手に使い分けるようにしましょう。
まとめ

GMOコインの手数料についてご紹介しましたがいかがでしたか?
他社と比較してみても手数料自体は安いことがわかりましたね。
内容を簡単にまとめると
- 入出金やGMOとの取引にかかる手数料は無料
- 買値と売値の差であるスプレッドは高い傾向
- スプレッドが販売所に支払う実質的な手数料に当たる
- 各コインによっても手数料が異なるので、取引所や販売所を使い分ける
手数料に無駄にコストがかかってしまうほど嫌なことはありませんよね。
GMOコインは手数料が安い分、スプレッドが大きいのは事実です。
相場変動によって、スプレッドが大きくなる傾向があるので、タイミングを見計らうのがポイントですね。
余計な費用をできるだけ抑えて、仮想通貨を上手に運用してみてくださいね。