
目次
ハードウェアウォレットの3つの選び方
ここでは、ハードウェアウォレットを購入する前に知らないと損する選び方を3つに分けて解説しています。
ビットコイン,リップルをはじめ対応通貨の種類が多いか
一番大事なことは、購入予定のハードウェアウォレットが自分の保管したい暗号通貨に対応しているか?をチェックする必要があります。ビットコイン・リップルをはじめ、仮想通貨にはたくさんの銘柄がある中で、現在保有している通貨や今後購入を検討している通貨の銘柄が、ハードウェアウォレットに対応していなければいけません。ハードウェアウォレットを選ぶときは、対応通貨の種類が多いものをチェックするようにして下さい。
信頼できる:日本の正規代理店はあるかどうか
ハードウェアウォレットを購入したはいいけど、正規代理店などの信頼できる業者から購入しなかったために、仮想通貨が不正同期され、盗まれる事件が起きているのはご存知でしょうか?信頼できる業者やサービスの定義は難しいところではありますが、当サイトでは「日本の正規代理店が扱っていること」「サポートやアフターサービスが日本語対応で、安心・安全な業者」を定義に以下のランキングでご紹介していきます。
値段は安いかどうか
コインチェック騒動がきっかけで注目が集まったハードウェアウォレットですが、在庫状況で値段が変動することがまれにありますが、現在のハードウェアウォレットの相場価格は21,000円です。(※2018年3月現在の楽天やAmazon、公式サイトなどで検索した各ハードウェアウォレット業者の平均価格)こちらの金額を目安に相場よりも値段が安いのか?を判断し参考にして下さい。
ハードウェアウォレットを比較表で確認
対応通貨の種類 | 日本の正規代理店 | 価格 | |
---|---|---|---|
Ledger Nano S(レジャーナノS) | 全27種類 | ◎ | 15800円 |
TREZOR(トレザー) | 全14種類 | × | 17490円 |
Keepkey(キープキー) | 全6種類 | × | 18400円 |
Ledger Blue(レジャーブルー) | 全11種類 | × | 48000円 |
Digital BitBox(デジタルビットボックス) | 全4種類~ | × | 8980円 |
ハードウェアウォレットによって、対応通貨のバリエーションの多さやコストパフォーマンスの良し悪しに違いが大きくでています。あなたが現在保有している、もしくは今後保有する予定の仮想通貨の銘柄がが対応しているハードウェアウォレットをまずは探していただき、あとは価格や安全性の高さ、日本語サポートなどのオプション面から選ぶことをおすすめします!
ハードウェアウェレットおすすめランキング
ここでは人気のハードウェアウォレットの中から、実際にハードウェアウォレットを購入した人の口コミや会社の実績などを調査し、おすすめできるハードウェアウェレットをランキング形式でご紹介していきます。ぜひチェックしてみて下さい。
1位Ledger Nano S(レジャーナノS)

価格 | 15800円 |
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評判 | ★★★★★ |
対応通貨 | ビットコイン、イーサリアム、リップル、イーサリアムクラシック、ドッジコイン、ダッシュ、ゼットキャッシュ、ライトコイン、コモドコイン、ストラティス、ビットコインゴールド、ステラー、ネオ、ビットコインキャッシュ、ポスダブリュー・コイン(POSW)、FIDO U2F、ハローゴール(HelloGold)、アーク(ARK)、エクスパンセ(EXPANSE)、ユービック(UBIQ)、ピヴクス(PIVX)、ヴァートコイン(VERTCOIN)、ステルスコイン(STEALTHCOIN)、ステラ(STELLAR)、エイチキャッシュ(HCASH)、クアンタム(QTUM)、デジバイト(DIGIBYTE) |
最もおすすめなハードウェアウォレットは「対応通貨の種類の豊富さ」「日本の正規代理店が正規品を販売している安心性の高さ」「価格の安さ」の3点で1番優れていた「Ledger Nano S」という結果になりました。利用可能な仮想通貨は、ビットコイン(BTC)、イーサリアム、リップル、ERC20トークンなど…全27種類の銘柄揃っていてます。
ハードウェアウォレットジャパンを運営する株式会社EARTH SHIPが、仏Ledger社から日本国内での販売を許可されている正規販売代理店に認定されており、正規品の販売や日本語サポートが充実しています。そして価格の安さは、ハードウェアウォレットの平均価格が21,000円に対し、15,800円という平均価格より低い値段で購入できることは大変魅力的です。Ledger Nano Sの公式サイトはこちらからチャックしてみて下さい。
2位TREZOR(トレザー)

価格 | 17490円 |
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評判 | ★★★★☆ |
対応通貨 | ビットコイン、ライトコイン、ダッシュ、ジーキャッシュ、ビットコインキャッシュ、ビットコインゴールド、イーサリアム、イーサリアムクラシック、ERC-20 Tokens 、Expanse (EXP) 、UBIQ (UBQ) 、NEM (XEM) 、Namecoin 、Dogecoin 、Bitcoin Testnet(リップルは非対応) |
2番目におすすめのハードウェアウォレット、TREZOR(トレザー)は、対応仮想通貨が全14種類という多さ、高度な暗号化&信頼性の高いハードウェア、シンプルなインターフェースの使用感の良さから、シンプルで使いやすいと人気のハードウェアウォレットです。
2017年の12月から正式にNEM(ネム)をアップデートしたり、これか対応通貨が増える期待大のハードウェアウォレットです。リップルは非対応ではありますが今後に期待です!TREZORの公式サイトはこちらからチャックしてみて下さい。
3位Keepkey(キープキー)

価格 | 18400円 |
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評判 | ★★★☆☆ |
対応通貨 | ビットコイン、イーサリアム、ライトコイン、ドージコイン、 ダッシュ、ネームコインの全6種類 |
3番目におすすめのKeepkey(キープキー)は、Trezor(トレザー)と同様2016年頃にビットコイン愛用化たちに注目が集めり始めたハードウェアウォレットです。トレザーと比べて画面の大きさやUIの使用良さが、比較的シニア層の方に高い評判を得ています。
ビットコイン、イーサリアム、ライトコイン、ドージコイン、 ダッシュ、ネームコインを主に保有している方はぜひKeepkey公式サイトよりチェックしてみて下さい。
4位Ledger Blue(レジャーブルー)

価格 | 48000円 |
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評判 | ★★★☆☆ |
対応通貨 | ビットコイン、ビットコインキャッシュ、イーサリアム、イーサリアムクラシック、ドッジコイン、ダッシュ、ゼットキャッシュ、ライトコイン、コモドコイン、スターティス、PoSW |
4番目におすすめのハードウェアウォレットLedger Blueは、「タッチパネル式だから出来る使い勝手の良さ」「仮想通貨アプリの保管可能数が8~10種類と豊富」「5万円代のハードウェアウォレットにしかない最も高度なハードウェアセキュリティ」という点が購入者に高く評価されているのが特徴です。
価格が他社より高く設定されている分、セキュリティーやUIの良さは断トツNO.1です。安心性や使い勝手の良さを重視している方は、ぜひLedger Blue公式サイトよりチェックしてみて下さい。
5位Digital BitBox(デジタルビットボックス)

価格 | 8980円 |
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評判 | ★★★☆☆ |
対応通貨 | ビットコイン(BTC)、イーサリアム、イーサリアムクラシック、ERC20トークンなど4種類以上 |
BitBox(デジタルビットボックス)は、スイスShift Devices AG社Digitalが開発しているおすすめのハードウェアウォレットです。対応通貨は、 ビットコイン(BTC)&イーサリアム、イーサリアムクラシック、ERC20トークンや2018年4月頃にはライトコイン(Litecoin)をアップデート予定となっております。
価格の安さは他社比較したときに最安値な8980円とコストパフォーマンスが良く非常にお求めやすくなっております。価格の安さで探している方は、ぜひDigital BitBoxの公式サイトよりチェックしてみて下さい。
【確認】ハードウェアウォレットの仕組みを理解しよう
暗号通貨(仮想通貨)を保存するために作られた保管場所を「ウォレット」と呼びます。ウォレットはお財布みたいなもので大きく分けて「1.取引所」「2.ウェブウォレット」「3.ソフトウェアウォレット」「4.ハードウェアウォレット」の4つに区分することができます。その中でもセキュリティが高く人気のウォレットが今回ご紹介した「4.ハードウェアウォレット」なのです。
「1.取引所」「2.ウェブウォレット」はオンライン上のお財布、「3.ソフトウェアウォレット」は自分のスマホやパソコン上にアプリやソフトウェアをダウンロードして使うお財布で、ハッキングやウイルスによるリスクがあります。
「4.ハードウェアウォレット」は、USBなどの小型端末に電子的に秘密鍵を保存します。保管時はインターネットと繋がっていないので、ハッキングのリスクはありま
せん。更にはハードウェアウォレットが紛失・故障したとしても、パスフレーズを残しておけば復元(リカバリー)できるという特徴があります。
ハードウェアウォレットの正しい使い方【ステップ5】
初めてのハードウェアウォレットはやっぱり使い方が難しいのではないか?と不安になる方も多いと思います。結論からお伝えすると慣れてしまえばすごく簡単です!ここでは、ハードウェアウォレット「Ledger Nano S」を購入してから、ハードウェアウォレットへ送金テストするまでの正しい使い方・手順について簡単に解説していきます。
ハードウェアウォレットの使い方:ステップ1)対応可能通貨を確認する
Ledger Nano Sは全27種類の仮想通貨に対応していますが、あなたの保有している仮想通貨が対応しているか確認してから購入して下さい。
ハードウェアウォレットの使い方:ステップ2)初期設定を行う(端末側)
次に本体が届いたら、以下の手順でLedger Nano S のセットアップしていきます。
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- 箱の中のUSBでパソコンと Leger Nano Sを繋ぐ
- 表示されるLedger Nano S setupの指示に従って初期設定を行う
※この段階PINコードの設定や24単語(リカバリーフレーズ)が画面に表示され、順番メモしていきます。
ハードウェアウォレットの使い方:ステップ3)アプリをインストールしアドレスを生成する(WEB側)
こちらからLedger Nano Sのアプリをダウンロードし、Webウォレットにアクセス後に送金用アドレスを生成します。送金用アドレスの生成方法は以下の通りです。
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- Ledger Managerをインストールします。
- 「Account」のボタンを選択します。
- Receiveボタンを選択して新しい送金用アドレスを発行する
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ハードウェアウォレットの使い方:ステップ4)取引所からハードウェアウォレットへ送金テストし完了!
送金用アドレスを生成したらいまお持ちのウォレットや取引所のウォレットから仮想通貨を送金してテストしてください。無事に着金したら完了です!
ハードウェアウォレットの使い方:ステップ5)ハードウェアウォレットをPCから取り外して保管する
無事に着金したらLeger Nano SのハードウェアウォレットをPCから外し、金庫などで安全に保管します。これであなたの仮想通貨を安全に守ることができるでしょう!
ハードウェアウォレットは故障しても良いように2台以上購入を推奨
良くある質問に仮想通貨(暗号通貨)を保管するハードウェアウォレットが故障した場合はどうなりますか?」という質問が多くありますが、結論からお伝えすると、ハードウェアウォレットが壊れても、新しいハードウェアウォレットがあればすぐに復活させることができます。例えば、ハードウェアウォレットを購入して、ビットコイン、リップルなどを保管したとしましょう。そして突然故障して動かなくなった。
こんな時は、ハードウェアウォレットを初期設定する時に表示された英字24単語を、新しいハードウェアウォレットの初期設定時に入力するだけで、保管した仮想通貨(暗号通貨)を復活させることが出来るんです。私もそうですが、Leger Nano Sを万が一のために2つ持っていますが、故障したときのために2台持ちはおすすめです!
まとめ
いかがだったでしょうか?ここでは安全性が高く、対応通貨の種類が多いおすすめのハードウェアウォレットをランキング形式でご紹介しました。ご存知の通り仮想通貨は自己責任で資産を守らなければいけないことが多く、コインチェック騒動など何かあってからでは遅いのが現状です。資産を守るためにハードウェアウォレットに仮想通貨を移すことを検討されている方はぜひ参考にして下さい。
こんにちは「仮想通貨セブン」編集部のオカです。
など、資産を守るためにハードウェアウォレットに仮想通貨を移すことを検討されている方も多い思います。ここでは安全性が高いおすすめのハードウェアウォレットをご紹介していきます。ぜひチェックしてみて下さい。