
仮想通貨LISK(リスク)の基本情報
通貨単位 | LISK(リスク) |
通貨略号 | LSK |
公開日 | 2016年5月24日 |
発行上限枚数 | なし |
ブロック生成サイクル | 約11秒 |
時価総額ランキング | 20位(2018年3月7日時点) |
公式ページ | https://lisk.io/ |
仮想通貨LISKの基本情報をまとめてみました。2017年には価格が高騰したリスク。2018年も非常に注目されている通貨の一つです。
公開からの歴史は浅いですが、時価総額ランキングでも20位に付けており、将来性は非常に高いと考えられています。
仮想通貨LISK(リスク)の7つの特徴
- スマートコントラクト機能を実装している
- 人気のプログラミング言語「javascript」を採用
- 分散型アプリケーションを作成できる
- サイドチェーン技術を使用している
- DPoSというコンセンサスアルゴリズムを採用
- 発行枚数の上限が無い
- フォージングで配当がもらえる可能性がある
以上のような7つの特徴があるLISK。専門用語も多いので、どんな特徴なのかイメージしにくいかも知れません…。。それぞれどんな特徴なのか解説していきますね!
仮想通貨LISK(リスク)の特徴①:スマートコントラクト機能を実装している

第三者を介せずに自動で契約を実行できるスマートコントラクト機能。金融機関や仲介者無しで取引が完了できるので、取引のスピードが早くなります。
送金手数料や人件費を抑えることも出来るので、企業間や個人の取引で広く使われるようになる可能性は充分にあると言えるでしょう。
仮想通貨LISK(リスク)の特徴②:人気のプログラミング言語「javascript」を採用

世界的に有名なプログラム言語である「javascript」を採用しているLISK。開発者が使いやすいというメリットがあります。
「javascript」の採用により、誰でも簡単にアプリケーションが開発できるため、LISKの普及が促進されると考えられています。
仮想通貨LISK(リスク)の特徴③:分散型アプリケーションを作成できる

ブロックチェーン上にアプリケーションを作成することが出来るLISK。イーサリアムと似たような機能ですが、管理者が存在しなくても自由に契約できるようやアプリケーションが作成できます。
独自のルールでプログラムを決めて仮想通貨のやり取りが出来るので、個人間・企業間の取引への実用化が期待される機能です。
イーサリアムと比べると歴史が浅いリスク。アプリケーションの数や実用化レベルではまだまだ比較になりませんが、近い将来LISK上でアプリを使って取引するのが当たり前の時代になるかも知れません。
仮想通貨LISK(リスク)の特徴④:サイドチェーン技術を使用している

サイドチェーンとは、メインのブロックチェーンとは別に派生したチェーンのこと。PCにおけるCPUのようなものだと考えるとイメージしやすいかも知れません。
LISKの取引やアプリケーションの稼働にはサイドチェーンが利用されて、メインのチェーンにはサイドチェーンへのリンクが記述されるような形となっています。
処理技術の向上やセキュリティ機能のアップに効果を発揮するサイドチェーン技術。リスクはバグやハッキングにも対応しやすいと考えられています。
仮想通貨LISK(リスク)の特徴⑤:DPoSというコンセンサスアルゴリズムを採用

DPoSとは、”Delegated Proof of Stake”の略称で、ブロックチェーンの承認作業を決まった人が行うという仕組みの事。
ビットコインなどの仮想通貨では、承認する人がランダムとなっており、一番早く承認作業を終えた人が配当を受け取れるという仕組みになっています。
LISKの場合は、通貨を所有している人たちの投票によって選ばれた人が、承認作業を行うという仕組み。その結果、取引の承認にかかる時間が非常に短いというメリットがあります。
仮想通貨LISK(リスク)の特徴⑥:発行枚数の上限が無い

多くの仮想通貨は発行枚数に上限があり、それによってインフレを避けることが出来ると言われています。例えば、ビットコインの場合は2100万BTCが発行上限。
しかし、LISKには発行枚数の上限がありません。その代わりにフォージングによって獲得できるコインの枚数が年々減少するので、インフレにはなりにくいと考えられています。
フォージングについては次の章で紹介しますが、他の仮想通貨で言うところのマイニングだと思えば良いと思います。
仮想通貨LISK(リスク)の特徴⑦:フォージングで配当がもらえる可能性がある

一般人にはハードルの高い仮想通貨マイニングですが、LISKはフォージングという仕組みを採用しており、報酬がもらえる可能性があります。
自身でフォージングを行うためには上位101人にまで入る必要がありますが、LISKを保有していれば投票者として配当が受け取れる可能性があります。
長期保有を前提で考えているなら、フォージングを利用したほうが良いでしょう。マイニングとは違った方法で通貨が受け取れるのも、LISKの魅力の一つだと言えます。
仮想通貨LISK(リスク)の歴史
時期 | 出来事 |
2016年2月~ | ICOにより約14,000BTC(当時の価格で約5億6,000万円)の資金を集める |
2016年5月24日 | 主要取引所での取引がスタート |
2016年7月11日 | コインチェックに上場 |
2017年6月2日 | Blockchain Expoに登壇 |
2017年8月23日 | インドの仮想通貨取引所BitBay Indiaに上場 |
2017年9月12日~27日 | 各地でミートアップ開催 |
2017年11月22日 | 中国の仮想通貨取引所Binanceに上場 |
2018年1月31日 | ビットフライヤーに上場 |
仮想通貨LISK(リスク)の歴史について簡単にまとめてみました。取引開始直後は1LSK=10円~20円程度でしたが、2018年1月には5,000円弱にまで価格が高騰。
2017年の成長率ランキングでも上位となっており、今後も値上がりが期待できる通貨だと考えられています。
まとめ

仮想通貨LISK(リスク)とはどんな通貨なのかを解説しました。優れた機能が搭載されており、将来性が高いと考えられているLISK。
価格が高騰する可能性を信じて、投資してみる価値は十分にあるかも知れませんね!