ビットフライヤーの評判まとめ【メリット・デメリットを解説】

ビットフライヤーは、2014年1月に日本で初めて設立されたビットコインの取引所です。当初はビットコインだけでしたが、その後アルトコインも取り扱いを開始。現時点で、日本で一番長く運営されている仮想通貨取引所です。

ビットフライヤーは、取引量・ユーザー数・資本金ともに第1位で、安全性や信頼性も高い取引所と評価されています。

その一方で、手数料が高いとか、手続きが遅いという声も聞かれます。これから仮想通貨の取引を始めようと考えている人にとっては、気になる点かも知れません。

ビットフライヤーの評判が気になる人のために、特徴とメリットとデメリットを解説します。

 

ビットフライヤーのメリットは実績と安心感

ビットフライヤーを利用する最大のメリットは、運営実績からくる安心感です。仮想通貨の取引所にとって、安心・安全は最も重要な要素の一つです。

ビットフライヤーは、豊富な資金力とユーザー数を背景に、システムのセキュリティ対策も万全です。

 

ビットフライヤーは国内最大の取引所

ビットフライヤーは、国内最大とか国内最大手の仮想通貨取引所と言われています。

SMBCベンチャーキャピタル、みずほキャピタル、三菱UFJキャピタル、など大手企業が多数出資していることから資本体制も安定していて、総合的な信頼性は最も高いと考えられます。

 

ビットフライヤーは取引量・ユーザー数・資本金で国内第1位

ビットフライヤーは、取引量・ユーザー数・資本金で国内第1位となったとしていて、2017年6月には記念キャンペーンも行われました。

仮想通貨の世界ではビットコインが基軸通貨の役割を果たしているのですが、ビットフライヤーは元々ビットコインの取引に強みを持つために、ビットコインの取引で標準的な地位を獲得しています。

ビットフライヤーの場合、ビットコイン取引に強みを持っていることが、そのまま取引量やユーザー数などの優位につながっていると考えられます。

 

ビットフライヤーのセキュリティは万全

仮想通貨の取引所の安全性は、主に次の3点で判断されますが、ビットフライヤーはこの3つをいずれも高い水準で実施しています。

 

仮想通貨取引所の安全性チェックポイント
①顧客資産がオフライン管理(コールドウォレット管理)されているか
②複数の秘密鍵に対応(マルチシグ対応)しているか
③暗号化通信(SSL通信)の評価レベル

 

セキュリティアプリを提供している企業『Sqreen』が2018年1月25日に発表した、世界中の140か所の仮想通貨取引所のランキングにおいて、ビットフライヤーは第1位を獲得しています。

 

損害補償制度をいち早く導入

ビットフライヤーでは、不正アクセスに対応した損害補償制度をいち早く導入しています。

ビットフライヤーの公式サイトでも、お客様の資産の安全性向上のための2種類の損害保険を国内大手損害保険会社と契約しているとしていますが、1つはビットフライヤーの利用者に向けたもの、もう1つはビットフライヤー自身を守るためのものです。

 

メールアドレス・パスワード等の盗取による不正な日本円出金に伴う補償

ビットフライヤーの利用者が、メールアドレス・パスワード等を盗まれて、不正に日本円で出金された場合に対応する補償です。

アカウントクラスがトレードクラスであり、かつ、ログイン時および日本円出金時に二段階認証を実施している利用者のみが対象となります。

 

預かり資産額 補償上限金額(年間)
円換算で100万円以上 500万円
円換算で100万円以下 10万円

 

ビットフライヤーへのサイバー攻撃等によって発生したビットコインの盗難、消失等に係るサイバー保険

こちらは仮想通貨の取引所としてのビットフライヤー自身を守るための補償です。

ビットフライヤーは、三井住友海上と共同で開発したサイバー保険に加入しており、サイバー攻撃等によって発生した仮想通貨の盗難や消失が発生した場合に対応しています。

ビットフライヤーの利用者への損害賠償が事故対応のための各種対策費用については、このサイバー保険から補償されることになります。

 

初心者でも安心な使いやすい管理画面

ビットフライヤーは、仮想通貨取引所としての運営期間も長く、取引の管理画面も改善が積み重ねられてきています。

初心者でも使いやすい構成となっているため、初めて仮想通貨を取引する人でも、スムーズに利用することができます。

 

スマホアプリも使いやすくどこでも取引可能

ビットフライヤーは、スマホアプリも提供しています。仮想通貨は値動きが非常に激しい場合もあるので、いつでもどこでも取引ができるスマホアプリは非常に便利です。

基本的な登録などはパソコンで行い、外出先での価格チェックや取引などはスマホアプリから行うなど、状況によって使い分けることができます。

ビットフライヤーの管理画面やスマホアプリの使い方については、次の記事を参考にしてください。

 

ビットフライヤーの使い方は簡単【取引所からスマホアプリ、FXまで】

2018.02.21

 

ビットフライヤー経由のビットコイン決済も増加中

 

ビットフライヤーは、仮想通貨を日常生活で使えるようにするために、小売店での仮想通貨決済も積極的に進めています。

2017年7月には、家電量販店のビックカメラが、ビットフライヤーのビットコイン決済サービスを導入して大きなニュースになりました。

仮想通貨での決済は、クレジットカードなどの決済手段より手数料が安価に行えるというメリットがあります。

 

さらに売上が入金されるまでの時間も、クレジットカードなどよりもはるかに短く、運転資金の効率化という意味でも大きなメリットがあります。

ビットフライヤーでは、取引管理画面のなかにも「bitWire SHOP」というビットコイン決済の導入を進める窓口を設けています。

ビットフライヤー経由でビットコイン決済を導入する店舗はますます増加していく可能性があります。

 

ビットフライヤーのデメリット

ビットフライヤーにはメリットも多くある一方で、デメリットと考えられる部分もあります。

ビットフライヤーのデメリットは大きく2点です。

1つには、他の主要取引所と比較して、取り扱っているアルトコインの種類が少ないこと。

もう1つは、アルトコインの取引については「販売所」を利用する他なく、アルトコインは割高になることです。

 

ビットフライヤーは手数料が高い?

ビットフライヤーの手数料が高いという口コミを見ることがあるかも知れません。この場合の手数料とは、入出金などの取引手数料のことではありません。

ビットフライヤーは、入出金などの各種取引手数料はごく標準的で、むしろ安い水準と言っても良いぐらいです。

ビットフライヤーの手数料が高いと言われる場合は、多くのケースでアルトコインの売買スプレッドのことを指しています。

 

販売所と取引所の違い

仮想通貨の販売所と取引所は、厳密には異なるものです。

販売所は、ビットフライヤーとビットフライヤーの利用者が取引を行う場所です。販売所で購入する仮想通貨は、ビットフライヤーが提示した価格で購入することになります。

販売所で提示される売買価格にはスプレッドという手数料が含まれています。これがビットフライヤーの収益源となります。

取引所は、ビットフライヤーの利用同士が取引を行う場所です。取引所で取引する仮想通貨は、基本的に売る側・買う側双方の希望が一致する時価で取引されることになります。

利用者視点では「取引所」の方がお得に取引できるということです。

 

仮想通貨を安く買うなら取引所を活用しよう

販売所でビットフライヤーが提示する売値には、スプレッドと呼ばれる手数料が含まれています。取引所よりも割高になるということです。

取引所でのやり取りは、ビットフライヤーのユーザー同士のものですから、スプレッドは含まれません。結果的により割安で仮想通貨を買えるのです。

このことから、仮想通貨を安く買いたいなら「取引所」を利用した方が良いことが分かります。

ところが、ビットフライヤーの取引所は、ビットコインしか開設されていません。アルトコインの場合は、スプレッドを要する販売所を利用するしか無く、このため「ビットフライヤーの手数料が高い」と言われることがあるのです。

 

ビットフライヤーは取り扱う通貨の種類が少ない?

もう一つのビットフライヤーのデメリットとしては、取り扱う仮想通貨の種類が少ないということがあります。

ビットフライヤーは、元々がビットコインの取引所として誕生した経緯があり、ビットコインが仮想通貨の基軸通貨として機能していることもあり、伝統的にビットコインの取引に重点を置いている傾向があります。

 

取り扱い仮想通貨の一覧

2018年2月時点でのビットフライヤーの取り扱い仮想通貨は次の通りです。

ビットコインを中心に、アルトコイン6種類、合計7種類の仮想通貨を取り扱っています。

 

仮想通貨 取引の種類
ビットコイン(BTC) 販売所・取引所ともに開設
イーサリアム(ETH) 販売所のみ
イーサリアムクラシック(ETC) 販売所のみ
ライトコイン(LTC) 販売所のみ
ビットコインキャッシュ(BCH) 販売所のみ
モナコイン(MONA) 販売所のみ
リスク(LSK) 販売所のみ

 

取引所が利用できるのはビットコインのみ

上記の表からも分かるように、ビットフライヤーで、より割安に仮想通貨を取引できる「取引所」が利用できるのは、ビットコインだけです。

アルトコインについては、割高な「販売所」を利用するしかありません。ビットフライヤーの手数料が高い、という評判があるのはここが原因となっているのです。

 

ビットフライヤーが誤解されやすいポイント

ビットフライヤーでは、割安に仮想通貨を取引できる「取引所」が利用できるのは、ビットコインだけです。

アルトコインについては、割高な「販売所」を利用するしか無く、これが一部で、ビットフライヤーの手数料は高いとも言われる原因となっています。

このことから、その他の取引手数料が高いとか、取引スピードが遅いと思われてしまうケースがありますが、それは誤解です。

 

各種手続きの手数料は標準的

ビットフライヤーの各種取引手数料の水準は標準的なもので、決して高くはありません。

ビットフライヤーの販売所でアルトコインを買うと、スプレッドという手数料がかかり割高になってしまうことと、各種手続きの手数料は分けて考える必要があります。

ビットフライヤーの各種手数料については、次の記事を参考にしてください。

 

【高い!?】ビットフライヤーの手数料を入出金から送金まで徹底解説

2018.02.14

 

各種手続きのスピードは迅速

ビットフライヤーの各種取引のスピードも十分に早いと言えます。利用に際して手続きの速度が弱点になることはありません。

ビットフライヤーの入出金のスピードと手数料については、次の記事を参考にしてください。

 

ビットフライヤーへの入金はいつ反映される?【方法と手数料を解説】

2018.02.15

ビットフライヤーの出金を解説【反映時間、手数料から出金方法まで】

2018.02.22

 

ビットフライヤーを他の取引所と比較

ビットフライヤーの各種取引手数料の水準、各種取引のスピードについては、他の主要な取引所と比較しても特に劣っているということはありません。

課題となってくるのは、アルトコインの取り扱い種類とスプレッドです。

アルトコインの取り扱い種類とスプレッドに焦点を当てて、ビットフライヤーを他の主要な取引所、コインチェックおよびザイフと比較してみましょう。

 

コインチェックとの比較

コインチェックの特徴を要約すると、ビットフライヤーに、取り扱っているアルトコインの種類を増やしたかたちに近いと考えて良いです。

ビットコインの他に、アルトコイン12種類を取り扱っていますが、ビットフライヤーで言う「取引所」があるのはビットコインだけです。

アルトコインの取り扱い種類が非常に豊富なのは、コインチェックの大きなメリットです。一方、全てのアルトコインについて売買スプレッドがかかります。

 

 

ザイフとの比較

ザイフの特徴を要約すると、「販売所」ではなく「取引所」として機能していることにあります。アルトコインについても、ビットフライヤーで言う「取引所」を用意しています。

ビットコインの他にアルトコイン4種類を取り扱っていますが、取引所でやり取りされるアルトコインには売買スプレッドはかかりません。より安く取引できるということです。

ザイフでは、この他にもトークンと呼ばれるブロックチェーン技術を使った独自コインも多数取り扱っています。

 

 

各取引所の比較表(取扱通貨および販売所・取引所の対応表)

アルトコインの取り扱い種類と、販売所・取引所の対応状況について、ビットフライヤーと、コインチェック、ザイフの状況を比較表にまとめました。

 

ビットフライヤー コインチェック ザイフ
ビットコイン(BTC)
イーサリアム(ETH)
イーサリアムクラシック(ETC) ×
ライトコイン(LTC) ×
ビットコインキャッシュ(BCH)
モナコイン(MONA) ×
リスク(LSK) ×
ファクトム(FCT) × ×
モネロ(XMR) × ×
オーガー(REP) × ×
リップル(XRP) × ×
ジーキャッシュ(ZEC) × ×
ネム(XEM) ×
ダッシュ(DASH) × ×
記号表記
取引所まで開設:◎(安く取引可能)
販売所のみ開設:△(取引できるが手数料がかかる)
取り扱い無し:×(取引不可能)

 

まとめ

 

  • ビットフライヤーは、日本初の仮想通貨取引所として高い評価を得ています。
  • 特に安全性・信頼性については、主要な仮想通貨の取引所の中でも最も高い水準にあります。
  • その一方で、アルトコインの種類が限られることと、「取引所」の数が少ないことが課題です。
  • ビットフライヤーのデメリットは、アルトコインの取引が割高になることに集約されます。
  • アルトコインの取引を積極的に行うようになったら、他の仮想通貨取引所と上手く組み合わせて行くと良いです。

 

ビットフライヤーは、日本で最も運営歴が長い、国内最大の仮想通貨取引所です。取引量やユーザー数など、規模の点で優れていて、セキュリティ対策にも力を入れています。損害補償制度をいち早く導入するなど、利用者保護という視点からも優れた取引所です。

デメリットとしては、取り扱う仮想通貨の種類が少ないことと、割安に取引できる「取引所」が用意されているのはビットコインのみで、結果的にアルトコインの取引が割高になってしまうことが上げられます。

ビットフライヤーは、メインの取引所として、特にビットコイン中心の初心者には最適ですが、アルトコインの取引を活発に行うようになったら他の取引所と適切に使い分けていくことをおすすめします。

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