ジーキャッシュ(ZEC)とは?特徴とリスクをわかりやすく解説!

1500種類以上もあるといわれているアルトコイン(ビットコイン以外の仮想通貨)ですが、「匿名性の高さ」から注目されているアルトコインがZcash(ジーキャッシュ/ZEC)です。

この記事では、ジーキャッシュ(ZEC)とはそもそも何かという基本から、その歴史、買い方に至るまでわかりやすく紹介します。

ジーキャッシュ(ZEC)とは、そもそも何?

通貨名 Zcash (ジーキャッシュ)
通貨単位 ZEC
公開日 2016年10月28日
発行上限枚数 2100,0000ZEC
公式サイト https://z.cash

ジーキャッシュ(ZEC)は、2016年10月28日に発表された比較的新しい仮想通貨です。ビットコインとは、発行上限枚数やトランザクションのアルゴリズムにPoWを採用するなど、類似点が多いことから「第二のビットコイン」と呼ばれたりもしています。以下で詳しくその特徴を紹介します。

 

仮想通貨ジーキャッシュ(ZEC)の特徴とは

ジーキャッシュ(ZEC)は、匿名性に最大の特徴がある仮想通貨です。「ゼロ知識証明」という方法で、ZECの送金者や受領者はもちろん、取引金額、付随情報などを完全非公開化しています。

その技術力の高さへの期待から、リリース当初は1ZECが約33万円もの値をつけましたが、その後数日で急落。しかし、その後2017年5月に世界的な大手銀行であるJPモルガンが提携を発表したことから、再び4万円まで急騰。現在は比較的落ち着いている状況です。

ジーキャッシュ(ZEC)に関しては、あの元CIAのエドワード・スノーデン氏も「ビットコインの代わりとなる最も面白い技術」と評価していることも知られています。また、イーサリアムの生みの親であるヴィタリック氏もジーキャッシュ(ZEC)の技術を高く評価し、ジーキャッシュ(ZEC)のアドバイザーに就任しています。

モネロ、ダッシュとあわせて「匿名通貨三兄弟」などと呼ばれるジーキャッシュ(ZEC)ですが、モネロやダッシュは取引処理の工夫をして匿名性を高めているにすぎません。プライバシーやセキュリティの面でいえば、ダントツの匿名性を持つのがジーキャッシュ(ZEC)なのです。

 

ゼロ知識証明とは

ゼロ知識証明とは暗号学のワードで、ある人(証明者)が別のある人(承認者)に対して、与えられた情報が「真実である」ということ以外の情報を相手に与えずに、その情報が実際に「真実」であることを証明する手法のことです。

ジーキャッシュ(ZEC)は、仮想通貨の世界でゼロ知識証明を実現するためにブロックチェーン内の通貨の取引を暗号化し、送信者アドレス・受信者アドレス・コイン数量・コイン履歴などを隠すことに成功したのです。

 

ジーキャッシュとJPモルガンの関係は?

米大手銀行のJPモルガン・チェースと言えば、CEOであるジェイミー・ダイモン氏が「ビットコインは詐欺である」と発言したことで知られています。これにより、ビットコインをはじめ仮想通貨の価格は大きく下落しました。

しかし、ブロックチェーン技術自体には大きな興味を示し、イーサリアムなどに積極的な投資を続けています。ジーキャッシュに対しては、そのメインストリームである匿名化技術を高く評価し、2017年5月、Zcash Company(Zcashのオープンソース開発を管理する会社)と提携しました。ジーキャッシュに多額の投資をすることで、匿名化技術をさらに進化させ、将来的には自行のシステムに組み込んでいこうという意図がうかがえます。

 

ジーキャッシュ(ZEC)は第二のビットコイン?

ジーキャッシュは「第二のビットコイン」とも呼ばれています。その理由として3つのことが挙げられます。

・発行上限が2100万枚で同じ
・半減期が4年に1回
・トランザクションの合意方法が同じ

ジーキャッシュには、ビットコインと同じ「プルーフオブワーク」という承認方法が使われています。その上でビットコインにない匿名性を持たせたZcashはビットコインを進化させた第二のビットコインと言われているのです。

 

ジーキャッシュ(ZEC)のリスクとは?

取引を匿名化する高い技術で注目を浴びているジーキャッシュ。しかし、匿名性が高いということは、マネーロンダリングに悪用される可能性があるということも頭に入れておくべきでしょう。

実際に有名な闇サイトである「アルファベイ」の決済で使用され、米国では取り締まりの対象になったこともあります。各国金融当局は犯罪組織によるマネーロンダリングに目を光らせていますから、急に取引制限のターゲットになる可能性も否定できません。匿名性の高いアルトコインはこのリスクが常にあるわけですね。

 

仮想通貨ジーキャッシュ(ZEC)の価格推移(チャート)

続いて、ジーキャッシュのこれまでの価格推移について検証していきます。

2016年10月28日にローンチされたジーキャッシュは、ご覧のような価格推移をたどりました。チャート画像の①~④について解説します。

 

ジーキャッシュ(ZEC)の価格推移①:発売直後の急騰

発売直後は33万円まで高騰もすぐに急落。期待感から激しく買われたジーキャッシュでしたが、投機目的が多かったためか、利益確定売りが相次ぎ数日で急落します。

 

ジーキャッシュ(ZEC)の価格推移②:JPモルガンとの提携発表

2017年5月、JPモルガンとジーキャッシュの提携が発表されて3倍まで急騰しました。その後もみ合いを続けつつも、高値域を維持します。

 

ジーキャッシュ(ZEC)の価格推移③:仮想通貨ブームで上昇

2017年後半にやってきたビットコインブームとともに、ジーキャッシュも買われ、1ZECが最高10万円台にまで高騰しました。

 

ジーキャッシュ(ZEC)の価格推移④:コインチェックの流出事件で下降

2018年1月、コインチェック社から580億円相当のNEM(ネム)が流出した事件により、仮想通貨相場全体が下落しました。その後取扱髙も急減していることがわかります。

コインチェックは、国内で唯一ジーキャッシュを取引できる仮想通貨取引所ですから、取引制限が長引いているいま、預けているジーキャッシュを引き出せずにいる方も多いのではないでしょうか。

 

価格が落ち着いている今が買い時!?

記事執筆時点では、ジーキャッシュは27,000円前後。再び昨年末の水準に戻るのかどうかが注目されます。

 

仮想通貨ジーキャッシュ(ZEC)が購入できる取引所

 

では、ジーキャッシュ(ZEC)は、どこで購入できるのでしょうか。日本国内の仮想通貨取引所では、コインチェックが対応していたのですが、「ネム大量流出事件」の影響で、取引制限がかかったままです。

英語での手続きが必要になるなど、少しハードルは上がりますが、すぐに取引を始めたいのなら、バイナンスがおすすめです。

まだ仮想通貨取引を始めたばかりの方は、コインチェックで口座を先に開いて、取引制限がなくなるのを待つのが賢明かもしれません。

<国内取引所>

コインチェックロゴ コインチェック ジーキャッシュが取引できるのは、国内ではコインチェックだけです。記事執筆時点では、ネム流出の影響で取引制限がかかったまま。早期の再開が望まれます。

<海外取引所>

バイナンス 2017年夏に登場して以来、あっという間に取引高世界最大に登り詰めた取引所です。

ジーキャッシュ(ZEC)を取扱う海外取引所は他にも数多くありますが、メジャー所で使いやすいのはバイナンスです。海外取引所の場合、日本の金融庁がジーキャッシュに何らかのペナルティを課すリスクが緩和されるメリットがあります。

 

仮想通貨ジーキャッシュ(ZEC)のまとめ

 

ジーキャッシュについておわかりいただけましたでしょうか。

  • ジーキャッシュは匿名性の高さが特長である
  • JPモルガン銀行と提携するほどの技術を持っている
  • 国内ではコインチェックが取り扱っているが現在は取引制限中
  • 匿名性の高さから犯罪に使われるリスクもある

技術力は文句なし。現在は価格も落ち着いており、将来性を見ても考慮する価値は高い仮想通貨のひとつだと思います。

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