バイトコイン(Bytecoin/BCN)とは?将来性や今後の価格、買い方を解説

バイトコイン(BCN)は、2012年7月に公開された仮想通貨です。ビットコインに続いて開発されたアルトコインのなかでも比較的初期に公開されたもので、匿名性が高いという特徴があります。

バイトコイン(BCN)は、最初の匿名通貨とも言えるものです。その後に数多く登場する、匿名性が高い仮想通貨の原型ともなったアルトコインです。

バイトコイン(BCN)の特徴と今後の将来性、価格の動きから取引所での買い方まで解説します。

 

バイトコイン(BCN)とは?基本情報と特徴まとめ

通貨名 バイトコイン
通貨コード BCN
公開日 2012年7月12日
総発行枚数 1844億7000万枚
公式サイト https://bytecoin.org/

 

バイトコイン(BCN)は、2012年7月12日に公開されました。最も初期に開発されたアルトコインの一つで、時価総額でも20以内に入る主要アルトコインの一つです。

現時点での技術的な優位性は大きくはありませんが、後に続く仮想通貨に大きな影響を与えました。バイトコイン(BCN)の特徴を理解すると、仮想通貨の歴史の一面も知ることができます。

 

バイトコイン(BCN)は匿名性が高い

バイトコイン(BCN)は、ビットコインとは異なり「匿名性が高い」という特徴を持っています。

匿名性を高めた仮想通貨はバイトコイン(BCN)が最初で、「匿名通貨」と呼ばれる仮想通貨の一つのジャンルを開拓してきました。

 

バイトコイン(BCN)はブロック生成時間が短い

仮想通貨は、一定の時間内の取引をひとつのブロック単位にして承認作業を行います。ブロックの生成と承認作業が終わると、取引が完了するという仕組みです。

ビットコインのブロック生成時間は約10分として設計されていますが、ビットコインが広まるにつれて、もっと承認時間が早い仮想通貨を求める声も高まりました。

バイトコイン(BCN)は、ブロック生成時間120秒を目標に開発されました。ビットコインのブロック生成時間と比べて、明らかにブロック生成時間が短い特徴を持っています。

 

バイトコイン(BCN)は高速取引が可能

一定時間の取引量がひとつのブロックのキャパシティを超えてしまった場合、ブロックから溢れてしまった取引は次のブロックに回されます。

ビットコインの場合は、取引量が多くなってくると、後回しにされる処理がどんどん増えて行くという問題が指摘されていました。

バイトコイン(BCN)は、ブロック生成時間が短いために高速取引が可能で、ビットコインと比較して、より連続した過密な取引にも対応できるように設計されています。

 

バイトコイン(BCN)はマイニングが簡単

バイトコイン(BCN)は、アルゴリズムが複雑な計算を必要としないため、マイニングも簡単に行うことができる特徴があります。

ビットコインのマイニングは、現在ではマイニング専用のチップを搭載した高性能のコンピュータでなくては対応できないほど、マイニング難度が上がっています。

一方、バイトコイン(BCN)は、家庭用の一般的なパソコンの処理レベルでも十分マイニングが可能です。マイニングが簡単であることは、高速処理が可能なメリットにもつながっています。

 

バイトコイン(BCN)について今後の展望や将来性について

 

バイトコイン(BCN)は、現時点での技術的な優位性は大きくはありません。モネロ(XMR)など後発の匿名通貨と特徴が重なり、時価総額を含めたほぼ全てについて凌駕されています。

バイトコイン(BCN)は、匿名通貨という仮想通貨のジャンルを切り拓いたことで、仮想通貨の技術的な先進性を伝える役割は既に終えていると考えることもできるでしょう。

仮想通貨には、決済手段としての実用的な要素と、投資・投機の対象としての要素、2つの側面があります。

バイトコイン(BCN)は、決済手段としては、これ以上の技術的な発展は難しいかも知れません。その一方で、技術的な側面への注目度が低いからこそ、純粋な投資・投機の対象として捉えられているとも言えます。

バイトコイン(BCN)は、価格変動が比較的大きく現れ、投機性が高いという一面があります。

 

バイトコイン(BCN)の価格推移(チャート)

(出典)coinmarketcap.com『Bytecoin Charts

 

バイトコイン(BCN)の価格がどのように推移してきたのか、その経緯を見てみましょう。

バイトコイン(BCN)は、アルトコインのなかでも長い歴史を持ちますが、価格が大きく動くようになったのは2017年からです。

 

2012年 バイトコイン(BCN)公開

バイトコイン(BCN)は、2012年7月12日に公開されました。ビットコインの公開後、約3年半後というタイミングです。

公開後しばらくの間は、ごく緩やかに価格が上昇して行く、穏やかな時期を過ごします。

 

2017年 仮想通貨ブームに乗り高騰

バイトコイン(BCN)の価格動向に大きな転機が訪れたのは2017年です。2017年は、世界的に仮想通貨取引への注目が高まり、バブル的な様相を呈した年となりました。

バイトコイン(BCN)も仮想通貨ブームに乗り高騰を続けます。2017年初には、1BCN=0.00004USD程度の価格水準でしたが、年末には、1BCN=0.005USD程度にまで上昇。

2017年を通じて、ドルベースの価格で見ると、120倍以上にも高騰したのです。

 

2018年 価格下落後、Binance上場を契機に再高騰

2018年1月7日に、1BCN=0.015USD付近で最高値を更新した後、バイトコイン(BCN)の価格は大きく値下がりして行きます。

前年の反動もあり、また特に日本におけるコインチェックのネム流出事件の影響もあり、仮想通貨全体として価格的な調整局面を迎えます。

バイトコイン(BCN)も2018年4月初の段階では、1BCN=0.015USD付近の水準にまで価格を大きく下げました。

ところが、2018年5月に世界有数の仮想通貨取引所、Binance(バイナンス)への上場が決まると、一気に再高騰。再び大きく値を上げています。

 

(出典)Binance 2018年5月8日付け公報『Binance Lists Bytecoin (BCN)

 

バイトコイン(BCN)のアルゴリズムとプロトコルについて

 

バイトコイン(BCN)は、匿名性に焦点を当てた最初の仮想通貨で、技術的にもビットコインには無い多くの特徴が見られます。

バイトコイン(BCN)の技術的な特徴は、CryptoNight(クリプトナイト)というアルゴリズム、CryptoNote(クリプトノート)というプロトコルを採用したことです。

 

CryptoNight(クリプトナイト)

バイトコイン(BCN)には、CryptoNight(クリプトナイト)というアルゴリズムが使われています。

CryptoNight(クリプトナイト)には、リング署名という匿名性を高める技術が採用されています。リング署名とは、複数の電子署名をひとつに束ねて用いることで、署名した人の特定を困難にすることで匿名性が高まるという仕組みです。

日本でも、江戸時代に一揆などを起こす際に「傘連判状」という、円形に署名することで首謀者を特定しにくくする工夫が凝らされました。リング署名は、傘連判のデジタル版と考えると分かりやすいでしょう。

 

CryptoNote(クリプトノート)

CryptoNote(クリプトノート)とは、バイトコイン(BCN)に採用されているプロトコル(通信方法)です。CryptoNote(クリプトノート)の仕組みによって、バイトコイン(BCN)は取引時にワンタイムキーを生成します。

ワンタイムキーは送信者のアドレスと受信者の公開鍵を基に生成されますが、このワンタイムキーの全体を把握できるのは受信者だけです。取引の内容を見ることができるのは受信者のみとなり、自分以外には取引内容を知られずに済むという高い匿名性につながっています。

 

バイトコイン(BCN)のメリット

 

バイトコイン(BCN)には、ビットコインには無い多くのメリットがあります。

バイトコイン(BCN)のメリットに着目した先進的な仮想通貨技術者によって、その後、多くの匿名通貨が開発されています。

 

匿名性が高くデータ保護に優れる

バイトコイン(BCN)は匿名性が高く、データ保護という観点で優れた仮想通貨です。

ビットコインが開発された2000年代後半よりも、現在は個人情報保護の重要性はさらに高まってきていますが、バイトコイン(BCN)は時代を先取りした開発思想を持っていたのです。

 

家庭用パソコンでも十分マイニング可能

バイトコイン(BCN)は、マイニングの難易度が低いという特徴があり、家庭用のパソコンでも十分マイニング可能です。

マイニングの難易度が低いということは、取引速度が早いことにもつながっていて、バイトコイン(BCN)に始まる匿名通貨の大きな特徴の一つとなっています。

 

値上がりへの期待が大きい

バイトコイン(BCN)は、現在でも開発が継続されてはいますが、技術的な使命は終えたと言って良い状況があります。

現在のバイトコイン(BCN)は、純粋な投資対象に近い存在と考えて良く、価格変動の振れ幅が大きいこともあり、値上がり益を期待する投資家には魅力的な仮想通貨です。

 

バイトコイン(BCN)のデメリット

 

バイトコイン(BCN)には、もちろんデメリットもあります。

デメリットはメリットと表裏一体のものなので、必ずしも悲観的に考える必要はありませんが、バイトコイン(BCN)を取引するなら認識はしておきましょう。

 

違法取引に使われる可能性

バイトコイン(BCN)は匿名性が高いために、違法な取引に用いられる危険性があります。

匿名性が高い仮想通貨に対しては、金融当局の規制も厳しくなる傾向があります。例えば、ネムの流出事件を起こしたコインチェックは、業務再開に際して、匿名通貨のモネロ(XMR)、ダッシュ(DASH)、ジーキャッシュ(ZEC)、ギャンブルでの使用が想定されるオーガー(REP)、4種類の取り扱いを中止しています。

 

(出典)コインチェック社公報『一部仮想通貨の取り扱い廃止のお知らせ

 

技術的な優位性が乏しい

当初は革新的だったバイトコイン(BCN)ですが、後に続く仮想通貨にほぼ全てのメリットを模倣され、既に技術的な優位は失っています。

バイトコイン(BCN)が、決済手段としての仮想通貨に、技術的な側面でこれ以上の影響を与えることは少ないと考えられています。

 

値動きが激しい傾向にある

バイトコイン(BCN)は、仮想通貨の歴史上、非常に大きな役割を果たしたアルトコインです。しかし現在では、仮想通貨としての技術的な価値は低く、投機対象としての側面が大きくなっています。

このため値動きも激しい傾向にあり、上手く差益を得られる可能性もある反面、損失も大きくなりやすい側面があることは認識しておくと良いでしょう。

 

バイトコイン(BCN)を購入するには海外取引所を使おう!

 

バイトコイン(BCN)は、日本の取引所では購入することができません。海外の取引所を活用しましょう。

とくにおすすめなのが、Binance(バイナンス)です。バイトコイン(BCN)だけでなく、取り扱うコインの種類が豊富で手数料も安く、Binance(バイナンス)は、仮想通貨を積極的に取引する人にとっては、必須の取引所となっています。

Binance(バイナンス)の口座開設方法については、詳しくは次の記事を参考にしてください。

 

受付再開!Binance(バイナンス)口座開設・登録方法を解説

2018.01.22

 

まとめ

 

  • バイトコイン(BCN)は比較的初期に開発されたアルトコインです。
  • バイトコイン(BCN)は「匿名通貨」という仮想通貨の新分野を開拓したアルトコインです。
  • 技術的にはCryptoNight(クリプトナイト)という匿名性が高いアルゴリズムを採用しています。
  • バイトコイン(BCN)は後発の匿名通貨にほぼ全てを模倣され、技術的な優位は失っています。
  • バイトコイン(BCN)は純粋な投資対象という要素が強く、投資家からは注目されています。

 

バイトコイン(BCN)は、比較的初期に公開されたアルトコインですが、ビットコインでは実現できなかった様々な特徴を持っています。

特に匿名性が高いという特徴は、のちに「匿名通貨」と呼ばれる仮想通貨の一つのジャンルを開拓することにもなりました。

その一方で、後発の匿名通貨に技術的な優位性は奪われている状況があり、仮想通貨としての位置づけが微妙なアルトコインでもあります。

バイトコイン(BCN)は仮想通貨の歴史の中でも重要な存在で、バイトコイン(BCN)を理解することは、仮想通貨全体を理解するためにも役立ちます。

 

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