「マイナス手数料」で有名な仮想通貨取引所Zaif(ザイフ)。
手数料が安いことで人気を集めているZaifですが、マイナス手数料とは一体どういうものなのか気になっている人も多いのでは?
そこで今回は、Zaifでの売買にかかる手数料だけでなく、入金・出金、送金にかかる手数料やクレジットカード手数料まで、Zaifの手数料について詳しく見ていきます。
目次
Zaif(ザイフ)のマイナス手数料は取引すればするほど貰えるシステム

Zaifを利用する上で必要となる手数料には、
- 取引時にかかる手数料
- 入金手数料
- 出金手数料
- 送金手数料
- コイン積立銀行引落手数料
がありますが、その中でも注目して欲しいのは、圧倒的な安さを誇るZaifの取引手数料です。
特にビットコイン(BTC)の取引であれば、通貨の取引(売買)をすればするほど手数料が貰うことができる「マイナス手数料」が最大の魅力と言えるでしょう。
ビットコイン(BTC)の取引なら「maker/taker手数料がマイナス0.01%」!
先ほども少し触れましたが、Zaifならビットコインのmaker/taker※(現物取引)での売買手数料がマイナスとなっています。
一般的な仮想通貨取引所であれば、ビットコインを含めた仮想通貨の取引の度に手数料が必要となるのですが、Zaifは取引をする度に手数料が取引額の0.01%もプレゼントされるシステム。
例えば、makerかtakerでの売買取引を10,000円分行った場合、10,000円×0.01%(0.0001)=1円分のボーナスがもらますので、Zaifで売買をすればするほどお得に投資をすることが可能です。
今ならキャンペーン中で「maker手数料がマイナス0.01%→0.05%」に!
さらに、今ならmakerでの取引時の手数料が「マイナス手数料0.01%からマイナス手数料0.05%に引き上げ」のキャンペーン実施中!
maker取引で注文が約定すると、通常時の5倍の手数料をボーナスとして受け取ることができるので、ビットコインの取引を行う予定であればZaifで売買することを強くおすすめします。
Zaif(ザイフ)の取引手数料(売買手数料)

Zaifの手数料で特に気になるのが『取引時の売買手数料』だと思います。
そこで、Zaifで仮想通貨を売買した際の取引手数料を、それぞれ見ていきましょう。
ビットコインの手数料
ビットコインは、すでにお伝えした通り現物取引にかかる手数料はマイナスとなっています。
現物取引手数料 | ||
---|---|---|
銘柄 | maker | taker |
ビットコイン(BTC) | -0.05%(通常-0.01%) | -0.01% |
その他のアルトコイン・トークンの手数料
ビットコイン以外のアルトコインや、Zaifで取り扱っているトークンの取引手数料は、下記の通りです。
現物取引手数料 | ||
---|---|---|
アルトコイン | ||
銘柄 | maker | taker |
ネム(XEM) | 0% | 0.1% |
モナーコイン(MONA) | 0% | 0.1% |
ビットコインキャッシュ(BCH) | 0% | 0.3% |
イーサリアム(ETH) | 0% | 0.1% |
トークン | ||
銘柄 | maker | taker |
ZAIF | 0% | 0.1% |
XCP | 0% | 0.1% |
BCY | 0% | 0.1% |
SJCX | 0% | 0.1% |
FSCC | 0% | 0.1% |
PEPECASH | 0% | 0.01% |
CICC | 0% | 0.1% |
NCXC | 0% | 0.1% |
上記の取引手数料の一覧表を見てもらえると分かりますが、maker取引の際には全ての銘柄で手数料ゼロとなっています。
ビットコインだけでなく、アルトコインやトークンの取引手数料に対しても破格の手数料となっていますので、Zaif取扱い銘柄の売買を検討しているのであれば、Zaifで取引することが好ましいですね。
ただ、taker(成行注文)になると0.1%~0.3%などの高い手数料を取られる銘柄が多いですので、よほどの急ぎの取引でない場合はmaker(指値注文)で売買を行う方が良いでしょう。
Zaif(ザイフ)の信用取引・AirFX取引・先物取引の手数料
Zaifでは、その時の時価で現金取引ができる現物取引以外にも、
- 信用取引
- AirFX取引
- 先物取引
などがあります。
ビットコインの売買では上記3つの取引が可能となっていて、ビットコイン以外では唯一モナーコインが信用取引のみ可能となっています。
AirFX取引や先物取引は、売買に必要な購入資金の支払いを先送りする差金決済による売買が可能な取引で、決済期日がないものがAirFX取引、決済期日が設けられているものが先物取引となります。
これらの取引にかかる手数料は、下記の通りです。
各種手数料 | |||
---|---|---|---|
手数料 | 信用取引 | AirFX取引 | 先物取引 |
取引手数料/決済 | 0% | 0% | 0% |
借入手数料/日 | 0.039%/日 | × | × |
日時手数料/日 | × | 0.039%/日 | 0.039%/日 |
利益手数料/決済 | 0.7% | × | × |
スワップ手数料/2時間毎 | × | 最大±0.375% | × |
どの取引も取引手数料に関しては0%、1日当たりの手数料は0.039%と低めの設定となっているので、トレード上級者の方にとっては嬉しい手数料設定となっています。
ですが、信用取引やAirFX取引、先物取引は現物取引と比べるとリスクは大きくなります。
初心者の方はまず現物取引で売買の感触を掴んでからということはもちろんですが、トレードに慣れている方でも無理のない範囲で投資するようにしましょう。
Zaif(ザイフ)の簡単売買におけるスプレッド(差額手数料)
Zaifでは、基本的にはユーザー間同士で直接売買を行う取引所(ユーザー売買)を利用することになります。
ですが、ビットコインやモナーコインの簡単売買ができる販売所も用意されていて、ユーザー間ではなくZaifとの間で売買を行います。
ユーザー間で行う売買にかかる手数料はすでにお伝えしている通りですが、Zaifと売買を行う簡単売買では手数料ではなくスプレッドが発生します。
スプレッドとは、簡単売買における買値と売値の開きの金額のことを指していて、この差額が大きければ大きいほど手数料としての負担額が大きくなります。
例えば、簡単売買でZaifから仮想通貨を購入する場合、「簡単売買での販売価格」と「取引所での市場価格」に差があります。
下記の簡単売買の画面を見て下さい。

ビットコインの売り価格「793,375円」、買い価格「826,649円」となっています。
次に、同じ時間帯のビットコインの取引販売所の画面を見てみましょう。

赤枠に囲われている上側の金額が「売りたい人が提示している最安値の価格」、下側の金額が「買いたい人が提示している最高値の価格」となります。
簡単売買の価格と照らし合わせてみると、差額が発生していることが分かります。
売り価格 | 買い価格 | |
---|---|---|
簡単売買 | 793,375円 | 826,649円 |
取引販売所 | 807,380円 | 806,040円 |
差額(スプレッド) | 14,005円 | 20,609円 |
上記の表の差額(スプレッド)が、Zaifに支払う実質手数料となるわけです。
簡単売買で売ることで取引販売所に比べ、14,005円も安く買いたたかれる、20,609円も高く売りつけられる、というイメージですね。
Zaifで簡単売買を利用することで、すぐに通貨の売買を行うことができますが、基本的に板取引売買を利用するようにしましょう。
その他にZaif(ザイフ)で必要になる手数料

ここまで仮想通貨の取引に関する手数料をお伝えしてきましたが、Zaif(ザイフ)を含めた仮想通貨取引所を利用していると、取引以外にもかかる手数料が存在します。
次で取引手数料以外に必要となる手数料について見ていきましょう。
Zaif(ザイフ)のクレジットカード手数料は高い?
仮想通貨の購入する際、通常であれば日本円を登録口座に入金後、仮想通貨を購入するという手順を踏みますが、Zaifではクレジットカードを使用することで、ビットコインとモナーコインを直接購入することができます。
ですが、クレジットカード決済で購入した場合「約8.5%」ほどの手数料がかかります。
10,000円分の仮想通貨をクレジットカード決済で購入すると、約850円の手数料がかかる計算となりますね。
土日祝日や夜間などの日本円の入金が反映されない時など、どうしても通貨を購入したいタイミング以外では、クレジットカード決済の利用は控えるようにしましょう。
Zaif(ザイフ)の入金手数料
Zaifの口座に入金する際には、各手数料が発生します。
入金方法は、銀行振込・コンビニ入金・ペイジー入金の3つがあります。
銀行振込での入金の場合は、銀行によって振込手数料が異なりますが、コンビニ入金とペイジー入金は下記の表で確認しておきましょう。
3万円未満の入金 | 3万円以上の入金 | |
---|---|---|
コンビニ入金 | 486円 | 594円 |
ペイジー入金 | 486円 | 594円 |
※コンビニ入金で5万円以上の入金金額になる場合は、別途印紙税200円がかかります。
銀行振込での入金なら、インターネットバンキングの住信SBIネット銀行が月15回まで入金手数料が無料となっていますし、入金もほぼリアルタイムで反映されますのでおすすめです。
Zaif(ザイフ)の送金手数料/出金手数料
Zaifで購入した仮想通貨を自分のウォレットや他の取引所に送金したり、売却して得た日本円を出金する際にも下記の手数料が発生します。
通貨の種類 | 送金/出金手数料 |
---|---|
日本円(JPY) | 350円(50万円未満) 756円(50万円以上) |
ビットコイン(BTC) | 0.0001BTC~選択可 ※0.0010BTC以上推奨 |
ネム(XEM) | 2XEM〜 |
モナーコイン(MONA) | 0.001MONA |
Counterpartyトークン | 0.00420BTC ※0.0008~0.01BTCの間で変動あり |
ビットコインキャッシュ(BCH) | 0.001BCH |
イーサリアム(ETH) | 0.01ETH〜 |
CMS:ネム(XEM) | 5XEM〜 |
CMS:イーサリアム(ETH) | 0.01ETH〜 |
上記の手数料は送金や出金する度に発生しますので、頻繁に行うとそれだけで多くの手数料を支払うことになります。
不必要な送金や出金はなるべく行わないように注意しましょう。
Zaif(ザイフ)のコイン積立銀行引き落とし手数料
また、Zaif独自のサービスで、毎月任意の固定額を自動で銀行口座から引き落としてもらい、コツコツと積立投資していく『コイン積立』というサービスを提供しています。
毎月いくらをコイン積立するかによって、かかる手数料が変わります。
積立金額 | 手数料 |
---|---|
1千円~2千円 | 一律100円 |
3千円~9千円 | 3.5% |
1万円~2万9千円 | 2.5% |
3万円~4万9千円 | 2.0% |
5万円以上 | 1.5% |
コイン積立を利用する方は、上記の手数料を把握しておくと良いでしょう。
Zaif(ザイフ)の口座開設手数料、毎年の維持手数料は無料!
他の多くの仮想通貨取引所と同様に、Zaifの口座開設や年間の維持費用などの手数料に関しては無料となっています。
Zaif(ザイフ)と他取引所との手数料比較!

Zaifの各種手数料をご紹介しましたが、他の仮想通貨取引所の手数料と比べて安いのか高いのか気になりますよね。
そこで、当サイトでご紹介している主要な取引所と比較してみました。
取引所名 | ビットコイン 取引手数料 |
アルトコイン 取引手数料 |
信用取引・FX取引 手数料 |
日本円 出金手数料 |
---|---|---|---|---|
Zaif (ザイフ) |
-00.1%~-0.05% | 0%~0.03% | 0.039%/日 | 最大756円 |
Coincheck (コインチェック) |
0% | 約3~6% | 0.04%/日 | 400円 |
bitFlyer (ビットフライヤー) |
0.01%〜0.15%% | 0.20% (一部0%) |
0.04%/日 | 最大756円 |
bitbank (ビットバンク) |
0% | 0% | 不可 | 最大756円 |
BITPoint (ビットポイント) |
0% | - | 0.035%/日 | 各銀行による |
GMOコイン (ジーエムオー) |
0% | 0% | 0.05%/日 | 無料 |
QUOINEX (コインエクスチェンジ) |
0% | 0.25% | 0.05%/日 | 500円 |
Binance (バイナンス) |
0.1% | 0.1% | 不可 | 不可 |
Zaifで必要となる手数料は、他の仮想通貨取引所と比べてみると比較的安く、唯一マイナス手数料を導入している良心的な取引所だということが分かりますね。
まずは、手数料の安いZaifで仮想通貨の取引をしてみると良いでしょう。
まとめ
今回は、Zaif(ザイフ)の各種手数料をお伝えしました。
- ビットコインの取引は手数料がマイナス0.01%!
- キャンペーン中でmaker手数料がマイナス0.05%に!
- アルトコインやトークンのmaker取引が手数料ゼロ!
- 簡単売買はスプレッド(差額手数料)を考慮するとおすすめ出来ない!
- 入金は手数料が無料の住信SBIネット銀行がおすすめ!
- クレジットカード手数料は高いので極力利用しない!
- 口座開設手数料や口座の維持手数料は無料!
上記のまとめを見て頂いても感じると思いますが、Zaifは全体的に手数料にかかるコストがとっても少なくおすすめです。
仮想通貨の取引所選びで悩まれている方は、まずは取引手数料が全体的に安く設定されているZaifでの口座開設を済ませておきましょう。
Zaifは画期的とも言える「マイナス手数料」を導入していますので、特にビットコインの短期トレードを視野に入れている方にとって大きなメリットと言えます。
主要通貨であるビットコイン以外のアルトコインや、トークンの取引手数料を節約できるZaifで、賢く資産運用をしていきましょう。