仮想通貨の取引所で人気のZaif(ザイフ)。
Zaif(ザイフ)は、取引売買によるマイナス手数料や取引チャートの見やすさなどから利用しているユーザーが多い取引所ですが、中には仮想通貨投資を始めたばかりでZaif(ザイフ)の使い方が分からないという人もいると思います。
そこで今回は、
- Zaifの口座の開設~2段階認証の設定
- 日本円の入金の方法
- ビットコインやモナーコインなどの仮想通貨の売買方法
- Zaifのスマホアプリの使い方
- コイン積立の使い方
など、Zaif全般の使い方についてご紹介していきます。
目次
Zaif(ザイフ)の使い方

早速、Zaifの使い方について見ていきましょう。
まずは、Zaifにて仮想通貨の取引を始める為の準備から進めていきます。
口座の開設方法と2段階認証の設定方法
仮想通貨の売買を行う為には、Zaifでアカウント登録後に口座開設の手続きを済ませておく必要があります。
メールアドレスと本人確認ができる書類を用意できれば、簡単に口座開設の手続きは完了しますし、もちろん無料で開設することが出来ます。
口座開設は、
- アカウント登録
- 基本情報を登録
- 本人確認
- 電話番号認証(SMS認証)
- 2段階認証設定
上記5つのステップで手続きを行っていきます。
Zaifの口座開設の方法については、下記の記事で詳しく画像付きでご紹介していますので、是非参考にしてください。
日本円の入金方法
Zaifの口座を開設することが出来たら、仮想通貨を購入する元手となる資金を入金します。
入金方法は、
- 銀行振込
- コンビニ決済入金
- ペイジー入金
の3つがありますが、一番のおすすめは住信SBIネット銀行の口座から振込する方法です。
振込手数料が無料になるだけでなく、入金もリアルタイムで反映されるメリットがあります。
Zaifへの入金方法や各手数料については、下記記事をご覧下さい。
Zaif(ザイフ)での通貨の買い方・売り方

Zaifで仮想通貨を購入したり売却したりする場合、
- Zaifとの間でやり取りする簡単売買
- ユーザー間で売買する取引所
の2つの方法で売買することが出来ます。
簡単売買は、通貨の瞬時の値動きを気にせず売買することができますが、ユーザー間同士でやり取りを行う取引所に比べて、手数料が高く取られてしまいます。
取引所での売買も使い方はとてもシンプルなので、基本的には取引所を利用して仮想通貨の売買を行いましょう。
ここでは、取引所の使い方をパソコン画面・スマホ画面に合わせてそれぞれお伝えしていきます。
パソコンでの取引チャートの見方と使い方
パソコン画面での取引所の使い方を見ていきます。
基本的な使い方
まずは、Zaif公式サイトにログインして画面右上の「取引」をクリックしてください。
※Zaifはログインしなくても取引チャートの閲覧が可能です。

こちらがパソコンでの取引チャート画面になります。
主に使用する機能はこちらの7項目です。
- 通貨ペアの選択
- 時間軸の選択
- ローソク足の切り替え
- インジケーターの挿入
- 全画面表示(エスケープキー[Esc]で戻る)
- スナップショットの保存(チャート画面を画像で保存)
- 価格アラート設定
この7つの機能の中でも特に使用するのが、「①通貨ペアの選択」と「②時間軸の選択」です。
時間軸は「1分足」~「1週足」まで10段階で切り替えることが出来ます。
また、目当ての銘柄を安く購入したり保有している通貨を高く売る為にも、「⑦価格アラート設定」を利用することで機会損失を防ぐことが可能になります。
TradingViewの使い方
さらにZaifの取引チャート画面には、高機能チャート”TradingView”というチャートアプリ機能も用意されています。

普段利用する取引チャート画面の「通貨ペアの選択」の右に、赤枠で囲っている「チャート」というリンクがあります。
そちらから高機能チャートTradingView画面に切り替えることが可能です。

上の画像が、高機能チャート”TradingView”の画面になります。
TradingViewの各機能の項目は、下記の通りです。
- 各通貨ペアの選択
- 時間軸の設定
- ろうそく足等のチャート設定
- テクニカル指標の設定
- ラインの描画
- ピッチフォークやフィボナッチなどの描画
- SNS連携
- チャート読込機能(※ログイン時のみ)
- チャート保存機能(※ログイン時のみ)
このTradingViewは、WEBブラウザ上のチャートアプリとなっており、テクニカル指標やトレード分析ツールが豊富に揃っています。
売買時の使い方
次に、仮想通貨を売買する方法について見ていきます。
売買スペースは、取引チャート画面の右側に設置されていて、チャートを細かく確認しながら売買することが出来ます。

上記画像は通貨の購入画面(現物買い)ですが、売却画面(現物売り)でも各項目名が少し変わるくらいで、ほぼ同様の内容となっています。
- ビットコイン(通貨)の購入/売却したい価格
- ビットコイン(通貨)の購入/売却したい量
- 約定代金(購入に必要/売却で見込める日本円の金額[自動計算])
- リミット売り/リミット買いをする金額
- 買い注文ボタン/売り注文ボタン
売買時に入力する情報は、「①ビットコイン(通貨)の購入/売却したい価格」と「②ビットコイン(通貨)の購入/売却したい量」になります。
①に入力する金額は、自分で直接入力しても良いですし、板注文が確認できる「売買注文(下記画像の赤枠内)」から目当ての金額をタップして自動入力することも出来ます。

③には、入力した①と②の情報を元に、日本円換算した場合の金額が自動計算されて表示されますので、日本円ならどのくらいの金額になるのか売買前の目安にしましょう。
「④リミット売り/リミット買い」は、
- 通貨の購入後に購入価格よりも高値になった時に自動的に売却
- 通貨の売却後に売却価格よりも低値になった時に自動的に買い戻し
という設定が可能となっていて、常にチャートに張り付かずに取引をすることも可能です。
スマホでの取引チャートの見方と使い方
次に、スマホでの取引チャートの見方や使い方をご説明していきます。
普段の中ではむしろ、スマートフォンでZaifを利用することの方が多くなると思います。
外出先でもこまめに仮想通貨の値動きを確認することが出来ますし、売買の好機を逃さずに取引することも可能です。
では早速、スマホでの取引チャートの見方や使い方について見ていきましょう。
基本的な使い方
まずはパソコンでの閲覧時と同様に、Zaif公式サイトにログインして画面右上のメニューボタンから「取引」をタップしてください。



こちらがスマートフォンでのZaif取引所のチャート画面になります。
スマートフォンの限られた大きさの画面にも関わらず、必要な情報が整理されて表示されているので、とても見やすい印象ですね。
主に使用する機能はこちらの5項目です。
- 通貨ペアの選択
- 時間軸の選択
- インジケーターの挿入
- スナップショットの保存(チャート画面を画像で保存)
- 価格アラート設定
パソコン画面では用意されていた「ローソク足の切り替え」や「全画面表示(エスケープキー[Esc]で戻る)」の機能は、スマホ画面ではありません。
また、上記取引チャート画面にも「①通貨ペアの選択」の下に「チャート」へのリンクが設置されていますが、高機能チャート”TradingView”が使用できるわけではなく、チャートだけの表示に切り替わるだけとなっています。
売買時の使い方
スマートフォンでの売買も、パソコンでの売買と基本的には同じ操作方法となります。
では実際に取引画面を見てみましょう。

- ビットコイン(通貨)の購入/売却したい価格
- ビットコイン(通貨)の購入/売却したい量
- 約定代金(購入に必要/売却で見込める日本円の金額[自動計算])
- リミット売り/リミット買いをする金額
- 買い注文ボタン/売り注文ボタン
特に、パソコンでの操作と異なる特筆すべきポイントはありません。
ですが、やはり通貨の値動きが激しい時はスピードが大切になるので、パソコンでの操作に比べるとスマホは操作性が低いと言えるかもしれませんね。
Zaifで取引できる通貨と独自通貨(トークン)の種類
パソコンとスマホそれぞれの取引チャート画面の使い方をお伝えしましたが、実際にしばらく操作してみることですぐに使い方を覚えることが出来ます。
口座開設の本人確認書類待ちの期間は、日本円の入金や取引が出来ない状態なので、この時間を有効活用して慣れておきましょう。
また、取引チャートの操作で使い方に慣れると同時に、Zaifで取引可能な銘柄のチャートの動きを見ておくのも良いかもしれませんね。
以下は、Zaifで取り扱いのある仮想通貨銘柄の種類です。
- ビットコイン(BTC)
- ネム(XEM)
- モナーコイン(MONA)
- ビットコインキャッシュ(BCH)
- イーサリアム(ETH)
- ZAIF
- XCP
- BCY
- SJCX
- FSCC
- PEPECASH
- CICC
- NCXC
- JPYZ
- CMS:ETH
- CMS:XEM
Zaif(ザイフ)のスマホアプリの使い方

Zaifはスマホアプリがリリースされています。
Zaifのスマホアプリでは、ブラウザ上でZaifを利用する時と同様に、
- 簡単売買
- 取引所の閲覧・売買
- クレジットカード決済での購入
の機能が使える他、仮想通貨のお財布「ウォレット機能」があります。
もちろん、iOSとAndroidに対応していますので、Zaifのスマホアプリを使ってみたい方は、こちらからインストールしましょう。
では、Zaifのスマホアプリの使い方について見ていきます。
ウォレットの作成
まずは、Zaifのアプリをインストールします。
インストール後にアプリを起ち上げると、下記のような画面になります。



しばらくすると、「新しくウォレットを作る」と「復元パスフレーズを持っている」のボタンが表示されます。
「新しくウォレットを作る」ボタンを押して、次に進みましょう。


特に何かの手続きが必要なわけではなく、すぐにZaifアプリのアカウントが作成されますので、「次へ」ボタンを押します。

「次へ」ボタンを押すと、ウォレットを復元するために必要な復元ワードが表示されますので、必ず紙に書いて大切に保管するようにして下さい。
復元コードを紛失してしまうと、今作ったZaifウォレットに入れた通貨も失うことになりますので注意しましょう。

次に、Zaifアプリでのパスコードを4桁の数字を入力して設定します。
「パスコードを設定」ボタンを押して、次に進みましょう。


なるべく他人に推測されにくい4桁のパスコードが好ましいです。
ここでは任意のパスコードを2回入力して、設定は完了です。

「touch IDを設定しますか?」と聞かれますので、指紋認証の登録設定をしておきたい場合は「touch IDを設定」に進みましょう。
特に設定が必要ない場合は「とばす」ボタンをタップして下さい。

全ての設定が完了すると、下記画像の画面に切り替わります。
「さあ始めましょう!」ボタンをタップすると、Zaifアプリを使用することが可能になります。
仮想通貨の送信
Zaifアプリのウォレットに保管している仮想通貨を、他のウォレットや仮想通貨取引所などに送信することができます。

送信したい通貨の右下に「紙飛行機マーク」がありますので、そちらをタップしてください。


送信する数量を画面下のテンキーで入力出来ます。
その後、通貨の送信先コードを「送り先」欄に直接入力するか、「QRコード」マークをタップしてカメラを起動し、QRコードを読み込むことで送り先の指定が可能です。
「送信」ボタンをタップすると通貨の送信が完了します。
通貨の受け取り
Zaifアプリのウォレットに、ビットコインやトークンなどの仮想通貨を受取るためのアドレス・QRコードを確認することが出来ます。

QRコードをタッチすると、受け取り用のアドレスを簡単にコピーすることが出来ますので、仮想通貨取引所の出金画面(送金画面)にある出金アドレスの入力欄にペーストすることでZaifアプリに入金できます。
また、他の通貨保持者から送金してもらう場合には、QRコードを直接読み込んでもらうことで、通貨を受け取ることが出来ます。
Zaif取引所
ZaifアプリからもZaifの取引所にアクセスすることが可能です。

画面下に固定されているメニューの中から「Zaif」をタップし、右上のメニューボタンから「ログイン」を選択してZaifアカウントでログインすればZaif取引所で売買を行えます。
Zaifアプリで主に使用する機能の使い方についてご説明しましたが、ウォレット機能以外はブラウザから直接Zaifにアクセスする方が使い勝手は良いです。
基本的には売買取引時はブラウザから、ウォレットの管理はZaifスマホアプリ、というように使い分けしておくと良いでしょう。
毎月自動で積立投資ができる「Zaif(ザイフ)コイン積立」の使い方

Zaifでは、「Zaifコイン積立」という積立投資ができるサービスが展開されています。
仮想通貨を取引するのではなく、毎月指定の銀行口座から任意の金額が引き落とされて自動で買い付けを行うので、将来の価格値上がりを期待して投資する方法となります。
現在、Zaifコイン積立に対応している銘柄は、
- ビットコイン(BTC)
- モナーコイン(MONA)
- ネム(XEM)
- イーサリアム(ETH)
の4銘柄となっていますが、イーサリアムも2,017年10月に対象に加わったばかりですので、今後さらに対象の銘柄が増えるかもしれませんね。
コイン積立の申し込み
それでは、Zaifコイン積立の手順を見ていきましょう。
まずは、Zaif公式サイト>アカウント>Zaifコイン積立、と進みます。

上記の画面で、「利用規約」から内容を確認の上、毎月の積立金額を引き落とす口座の「口座名義」をカタカナで入力します。
入力したあとは、「口座振替手続きを開始する」ボタンを押しましょう。


「ネット口座振替受付サービスへ移動する」という案内のとおり、「ネット口座振替受付サービスサイトへ」ボタンを押します。


すると、ネット口座振替受付サービスの画面に変わりますので、ここで引き落とし口座に指定する銀行を選び、手続きに従って口座情報を登録します。
毎月積み立てる金額を設定する
毎月引き落としをする口座情報を登録した後は、Zaifの画面に戻りますので続けて積立金額の設定を行いましょう。

積立金額の設定は、4つの銘柄それぞれに設定することが可能です。
希望の金額を指定したあとは、「設定変更を保存する」ボタンをクリックして設定完了です。
Zaifコイン積立で指定できる銀行口座は多いのですが、みずほ銀行やゆうちょ銀行には対応していませんので注意して下さい。
Zaif(ザイフ)のチャットの使い方

Zaifの魅力的なサービスには、ユーザー同士で行えるチャット機能が設置されています。
リアルタイムでコメントが更新される上に、仮想通貨に対しての知識が豊富なユーザーのコメントが参考になったり、Zaifの社長がたまにコメントしたりと、仮想通貨の取引の合い間に楽しめるコンテンツとなっています。
チャットの使い方はとても簡単です。
取引チャート画面の右下に、「チャット」スペースがあります。

まずは、こちらの欄にお好みのニックネームを決めて「登録」ボタンを押します。

すると、上記画像のように「入室」ボタンと「ソーシャル設定」ボタンが出てきますので、他のユーザーとチャットで楽しみたい時は「入室」ボタンからコメントを残しましょう。
「ソーシャル設定」では、ニックネームの変更やアイコンの設定、Twitterとの連携などが行えます。
まとめ
Zaifは一度使い方を覚えてしまうと、とても簡単に利用できる取引所です。
Zaif独自のコイン積立も、口座に日本円を入金する手間がいらずに毎月積み立てをしてくれるので、初心者にオススメしたい仮想通貨取引所です。
また、外出先でも気軽に取引所で売買できるスマホアプリ「Zaifアプリ」もリリースされています。
ですが先ほどもお伝えした通り、スマホでZaifを利用する場合は直接ブラウザでアクセスする方がおすすめです。
今回は、
- Zaifの使い方はとっても簡単
- 取引所での売買はスマホよりもパソコンの方が操作性が高い
- Zaifスマホアプリはウォレット機能が使用できる
以上3点を覚えておいて頂ければ問題ありません。
Zaifは取引手数料が安いだけでなく、使い方も簡単で便利なサービスも豊富なので、まだ口座開設していない人は早速アカウント開設してみましょう。