Zaif(ザイフ)で保有している日本円や仮想通貨を出金したいと思ったら、Zaifで出金手続きを行わないといけません。
そこで今回は、
- 日本円を銀行口座に出金する方法
- 仮想通貨をウォレットや他の取引所に出金する方法
についてご紹介します。
Zaif(ザイフ)から出金する時の手数料や出金制限についても詳しく見ていきたいと思います。
まだZaifの口座開設がお済みでない方は、こちらからアカウント登録しておきましょう。
目次
Zaif(ザイフ)での日本円の出金方法

始めに、Zaifの登録口座から日本円を出金する方法です。
出金方法の手順は簡単ですので、すぐに覚えることが出来ますよ。
Zaifへの入金方法については、下記の記事を参考にして下さい。
まずは出金口座を登録しておこう
Zaifから出金する際には、出金先の銀行口座をZaifに登録しておく必要があります。
ここで登録した口座に、Zaifから出金するお金を振り込んでもらえるということになります。
口座の登録は、Zaif公式サイト>アカウント>JPY出金口座、と進みます。

「新規追加」ボタンをクリックすると、口座情報の登録画面が開きます。


「①出金口座情報」を入力して、「②新規登録」ボタンを押して登録しましょう。
日本円の出金方法
Zaifから出金先となる銀行口座を登録することが出来ましたので、次は実際に日本円の出金手続きを進めていきましょう。
Zaif公式サイト>アカウント>入出金の履歴、と進みます。

この画面で日本円のアイコンをクリックし、「①出金」を押してください。
すると、出金口座情報が記載されており、その下の欄に「②出金金額」を入力します。
出金金額に問題がなければ、「③私はロボットではありません」にチェックを入れて「④出金申請」ボタンを押しましょう。
この作業だけで、日本円を指定口座に出金することが出来ます。
出金できない?Zaif(ザイフ)の出金制限について
Zaifでは、いざ出金しようと思っても出金できないケースがあります。
それが、Zaifの口座開設後一番最初に日本円を入金してから1週間の出金制限です。
これは、マネーロンダリング(資金洗浄)や第三者による不正出金などの被害に合うリスクを最大限回避するため。
少し不便に感じることもありますが、リスクを最小限に抑える為の措置なので、1週間は我慢しましょう。
出金した時の反映時間はどのくらい?住信SBIネット銀行なら土日祝日も当日反映可能!
出金申請した日本円は、どのくらいの反映時間で口座に振り込みされるのか気になりますよね。
Zaifの公式アナウンスでは、出金申請をその日の午前11時までに行えば、2営業日以内に出金が反映されることになっています。

当日が銀行の営業日であれば、早いとその日中に振込が完了することもあるようですね。
ただし、土日祝日などの各銀行が休業日の場合営業時間外なので、午前11時までに出金申請を完了させていても、振り込み手続きは平日の営業時間になるまで進みませんので注意しましょう。
そこで、出金先の銀行口座としておすすめなのが『住信SBIネット銀行』です。
住信SBIネット銀行なら土日祝日関係なく当日中には振込が反映されますので、この機会に住信SBIネット銀行の口座を開設しておいても良いかもしれませんね。
申請した出金のキャンセルは出来る?
Zaifに出金申請を行うと、出金申請画面の下にステータスが表示されます。
ステータスが「出金申請中です」という表示の状態であれば、「キャンセル」ボタンがありますので、そちらから出金キャンセルを行うことが可能です。
しかし、しばらくすると「出金申請中です」から「出金処理中です」にステータスが切り替わりますので、その後は出金キャンセルは不可能になりますので気をつけましょう。
Zaif(ザイフ)でビットコイン(BTC)などの仮想通貨の出金方法

次に、ビットコイン(BTC)やモナーコイン(MONA)、イーサリアム(ETH)などの仮想通貨を出金する方法を見ていきたいと思います。
仮想通貨をウォレットや他の取引所に出金する方法
Zaifからは、日本円だけでなく仮想通貨も出金することができます。
今回は、ビットコインを出金すると仮定して進めていきます。
Zaif公式サイト>アカウント>入出金の履歴、と進んで下さい。

次にビットコイン(BTC)のアイコンを選択し、「①出金」ボタンを押しましょう。
その後、選択したビットコインを出金する先の「②出金アドレス」、「③出金金額」と続けて入力していきます。
その後、「④出金手数料」を入力します。
ビットコインの出金する場合は、「④出金手数料」の初期値は0.001BTCとなっていますが、手数料を引き上げることで出金の反映時間を短縮することが出来ます。
特に急ぎの出金でない場合は、初期値である0.001BTCで問題ないでしょう。
次に、「⑤私はロボットではありません」にチェックを入れて「⑥出金」ボタンを押すと出金手続きが完了します。
仮想通貨の出金は数時間で反映される
では、仮想通貨の出金の場合にはどのくらいの時間で送り先に反映されるのでしょうか?
仮想通貨の場合は日本円の出金よりも比較的早く、おおよそ1時間~数時間で反映されます。
また送り先も銀行ではない為に土日祝日・夜間などは関係なく、複数の取引所を利用している場合や支払いでウォレットにビットコインを出金したい場合でも便利です。
仮想通貨には出金制限をかけておこう
Zaifでは、仮想通貨の出金に対して自ら制限をかけることもできます。
自分が管理する出金アドレスにしか出金出来なくすることで、第三者から不正に外部へ出金されてしまうことを防ぐことが出来ます。
出金制限は、Zaif公式サイト>アカウント>入出金の履歴>各通貨の出金画面、から設定することが可能です。
仮想通貨の出金申請後はキャンセル不可能
Zaifでは、仮想通貨の出金を申請すると、その後キャンセルはできませんので出金アドレスの間違いなどには、十分気を付けて出金申請を行ってください。
Zaif(ザイフ)での出金にかかる手数料

Zaifでの出金方法についてお伝えしてきましたが、出金する為には毎回手数料がかかります。
ここでは、出金する際に必要な各手数料や注意点について見ていきましょう。
出金にかかる各通貨の出金手数料
Zaifから出金する際の手数料は、一定金額ではなく通貨によってそれぞれ異なります。
各通貨の出金手数料は下記の通りです。
通貨の種類 | 送金/出金手数料 |
---|---|
日本円(JPY) | 350円(50万円未満) 756円(50万円以上) |
ビットコイン(BTC) | 0.0001BTC~選択可 ※0.0010BTC以上推奨 |
ネム(XEM) | 2XEM〜 |
モナーコイン(MONA) | 0.001MONA |
Counterpartyトークン | 0.00420BTC ※0.0008~0.01BTCの間で変動あり |
ビットコインキャッシュ(BCH) | 0.001BCH |
イーサリアム(ETH) | 0.01ETH〜 |
CMS:ネム(XEM) | 5XEM〜 |
CMS:イーサリアム(ETH) | 0.01ETH〜 |
日本円の出金手数料については出金金額によって多少変わりますが、一律350円 or 756円となっています。
仮想通貨の出金については基本的には仮想通貨で手数料を支払うことになるので、その時の相場によって手数料の金額が変動します。
仮想通貨の相場によって手数料金額は上下しますが、想定外の高騰でもない限りは「おおよそ数百円相当」の手数料になるように調整されています。
とはいえ日本円にしろ仮想通貨にしろ、Zaifから出金する度に出金手数料は発生することになりますので、なるべく不必要な出金は避けるようにしましょう。
その他、Zaifで必要になる各手数料については、下記記事に詳しくまとめています。
住信SBIネット銀行でも出金手数料はかかる
Zaifでは、日本円の入金時に住信SBIネット銀行から振り込むことで、入金時にかかる手数料を無料に抑えることが出来ます。
ですが、住信SBIネット銀行口座宛てでも出金時には例外なく出金手数料がかかります。
手数料の優遇などもなく、先ほどの表でお伝えした日本円の出金手数料が適用されます。
Zaif(ザイフ)の出金エラーの対処法

実は、Zaifから仮想通貨を出金しようとした場合に、出金エラーが発生して出金できずに困っている人も少なくありません。
その多くの原因は、「初めての出金先への出金申請」によるもの。
Zaifからは、
「初めて使用されるアドレス宛の出金につきましては、不正防止の観点から一時停止させて頂いております。 出金エラーになっている送金につきましては、お手数おかけしますが確認のためサポートへ連絡を行ってくださいますようお願いします。」
引用元:Zaif公式サイト
と公式にアナウンスがされています。
では、初めての出金先に仮想通貨を送りたい場合には、どうすれば良いのでしょうか?
Zaif(ザイフ)から仮想通貨を出金するには二段階認証が必須
Zaifから初めて出金するアドレス宛てに送るためには、Googleが提供している二段階認証アプリで「二段階認証設定」をすることで解決します。
二段階認証アプリで「二段階認証設定」をしていると、初めての出金アドレスに対してもエラーにならず出金することが可能です。
二段階認証アプリはこちらからインストールしましょう。
iOS版はGoogle Authenticator、Android版はGoogle認証システムというアプリとなっています。
Zaif(ザイフ)で出金エラーとなった後の対処法は?
Zaifで出金手続きをする場合に発生する出金エラーには、
- 「ビジー状態で失敗しました。再送金を行いますのでしばらくお待ちください」
- 「出金処理中にエラーが発生しました、サポートへ連絡してください」
上記2つのパターンがあります。
「ビジー状態で失敗しました。再送金を行いますのでしばらくお待ちください」 と表示された場合は、しばらくするとZaifが自動で再度送金手続きをしてくれますので特に作業は必要ありません。
「出金処理中にエラーが発生しました、サポートへ連絡してください」と表示された場合は、出金手続きが正常に行われていない状態ですので、Zaifサポートセンターに連絡して正常に処理してもらう必要があります。
サポートセンターに問い合わせる際には、ユーザー情報や出金時の情報を出来るだけ詳細に伝えるようにしましょう。
- アカウント登録者氏名・住所・電話番号
- 出金を試みた通貨銘柄とその数量・申請時間
など、細かく伝えておくことで、Zaifサポートセンターに迅速に対応してもらえる可能性が高くなります。
まとめ
今回は、Zaifで保有している日本円やビットコインなどの仮想通貨の出金方法についてご紹介しました。
- 日本円の出金には口座登録が必要
- 出金には1週間の制限が設定されている
- 住信SBIネット銀行ならリアルタイムで出金が反映
- 仮想通貨を出金する際は出金アドレスが必要
- 出金の度に手数料が必要な為むやみな出金は控える
Zaifから出金する場合は、上記5つのポイントを覚えておくようにしましょう。
出金の手続き自体はとっても簡単ですが、特に気を付けておきたいポイントは「出金時には毎回手数料がかかる」ということ。
せっかく仮想通貨の取引で利益が出たとしても、振込の度に手数料を支払っていると、利益を圧迫してしまいますので注意して下さい。