ジーキャッシュ(ZEC)、過去の価格高騰と下落の原因を徹底解説 

ジーキャッシュ(ZEC)は、「第二のビットコイン」とも呼ばれる匿名性の高い仮想通貨です。そのチャートの値動きを追ってみると、これまで頻繁に高騰と下落を繰り返してきたことがわかります。 この記事では、ジーキャッシュ(ZEC)のこれまでの高騰と下落の原因を解説しながら、今後の可能性について探っていきます

 

ジーキャッシュ(ZEC)過去にあった5回の高騰、その理由は?

仮想通貨は、値動きが激しいことで知られており、それが投資者にとって魅力なのですが、通貨ごとに特徴的な際立った動きというものも存在します。

過去に高騰したタイミングを振り返ることで、将来の値動きを予測する参考にしましょう。まずは、ジーキャッシュの過去5回の高騰時の理由と原因について解説します。

 

1回目:2016年10月、ジーキャッシュ(ZEC)ローンチ時の異常な高騰

ジーキャッシュは、発売直後に1ZECが53万円まで高騰し、終値でも約33万円の値を付けました。この異常ともいえる高騰の理由は、ジーキャッシュへの期待感が過度に膨らみすぎたことや、プレセールを行わなかったため需要に通貨量が追い付かなかったことなどが指摘されています。

 

2回目:2017年5月、JPモルガンがジーキャッシュ(ZEC)との提携発表

次の大きな高騰が、2017年5月、米大手銀行であるJPモルガンとジーキャッシュの提携が発表されたことを契機に、価格が3倍まで急騰しました。

その後しばらくはもみ合いを続けつつも、高値域を維持しました。「ビットコインは詐欺」と発言したのはJPモルガンのダイモン最高経営責任者(CEO)ですが、ブロックチェーン技術自体は評価しており、自分が評価する技術を持つ会社とは手を組んでいるんですね。

 

3回目:2017年末、仮想通貨市場全体の急騰の影響で高騰

2017年終盤にやってきたビットコインを中心とする仮想通貨ブームとともに、ジーキャッシュも買われ、1ZECが最高10万円台にまで高騰しました。取引量も一気に増えていることがわかります。

 

4回目:2017年12月、2018年のアップデート予定を発表

2017年12月8日、ジーキャッシュは公式ブログで2018年からのロードマップを発表しました。ここでは、6月に予定されているネットワークアップグレード「オーバーウィンター(Overwinter)」と、9月頃に予定されているネットワークアップグレード「サプリング(Sapling)」の2回のアップグレードを行うことを明言しました。

ジーキャッシュでは、これらのネットワークアップグレードのゴールに「zcashのパフォーマンス、セキュリティ、ユーザビリティの向上」を掲げており、期待感から高騰を招きました。

 

5回目:2018年5月、米国の取引所Gemini上場による高騰

2018年5月14日、米証券取引所ナスダックと提携関係を結んでいる仮想通貨取引所ジェミニ(Gemini)が、ニューヨーク州金融サービス局(NYDFS)の承認を取得し、ジーキャッシュの取扱いを発表しました。

匿名性の高さから各国の金融当局から警戒感を持った目で見られることの多いジーキャッシュですが、ジェミニへの上場で安心感が広がり高騰につながったものと見られます。

 

ジーキャッシュ(ZEC)過去にあった3つの下落理由

1回目:2016年10月、ローンチの高騰後すぐに暴落

高騰の章でも述べたように、ローンチ直後は1ZECが約53万円にまで高騰したジーキャッシュでしたが、その翌日には6分の1の5万5千円台まで価格が下落します。

それでも次の日には20万円弱まで一旦価格を戻しましたが、その後はまた値を下げてローンチから1週間後にはまた約5万2千円というレベルまで下落しました。

その後も下落は止まらず、ローンチから1か月半後には約4千円まで下落するという大暴落となりました。

実に激しい乱高下でしたが、この動きには公開後の人気で高騰したジーキャッシュが、利益確定の売りで暴落したものと予測されています。

 

2回目:2018年1月、中国・韓国の規制強化

仮想通貨ブームに乗って、2017年12月~2018年1月上旬までは値を上げたジーキャッシュでしたが、他の仮想通貨と同じく、2018年に入り中国や韓国の仮想通貨規制強化のニュースなどで一機に下落します。

 

3回目:2018年2月、ネム流出事件などで急落

2018年1月、コインチェック社から580億円相当のNEM(ネム)が流出した事件により、仮想通貨相場全体が急落しました。

また、国内では唯一ジーキャッシュを取り扱っていたのがコインチェックでした。チャートを見ると、他の仮想通貨と同様に値を下げ、その後取扱髙も急減していることがわかります。

 

ジーキャッシュ(ZEC)今後高騰につながる要因とは!

モナコインの将来性の画像

激しい値動きを見せてきたジーキャッシュですが、本来持っている「ゼロ知識証明」と呼ばれる匿名化技術自体は間違いなく注目に値するものです。では、今後ふたたびジーキャッシュが高騰する目はあるのでしょうか?

 

アップデートによる上昇は期待できる?

2018年6月と9月に予定されている2度のアップデート。これによりユーザビリティの大幅な向上などが実現するとされています。

ただ、アップデートへの期待は織り込み済みと考えるほうが自然で、実質的にどのような改善が行われるかにより上昇するかどうか見極める必要があります。

逆に、技術的な問題でアップデートが遅れたり、期待外れの内容であった場合は下落するリスクもあるでしょう。

 

JPモルガンなどメジャー企業との技術提携の具体化

メジャー企業との提携や資本参加は、仮想通貨の上昇のポイントとなっています。

昨年、ジーキャッシュとの提携を発表したJPモルガン。ジーキャッシュが持つ匿名化技術を生かしたシステムの構築など、より具体的な材料が発表されたときが上昇のタイミングとなるでしょう。

 

ビットコイン価格の再上昇

2017年は、本当の意味での「仮想通貨元年」といえるのではないでしょうか?コインチェックのネム流出事件などもあり、現在は相場全体が低迷していますが、マネックス証券の出資もあり、事件はほぼ終息したといっていいでしょう。

今後は、ビットコインをはじめ仮想通貨全体が投機の対象としてではなく、ブロックチェーンをはじめとする技術的な価値に再びスポットが当たれば、相場も再度活況になるのではないかと予想します。

そういう意味では、ジーキャッシュが持つ匿名化技術は技術自体がすばらしいだけに、大いに注目すべきコインであるといえます。

 

ジーキャッシュ(ZEC)今後下落につながるリスクとは!

仮想通貨取引には価格下落のリスクはつきものです。さらに、ジーキャッシュにはその優れた匿名性ゆえに、いくつか注意すべきポイントがあります。

 

速報!コインチェックがジーキャッシュ(ZEC)の取り扱いを停止

2018年5月18日、日本で唯一ジーキャッシュを取引できたコインチェックが、ネム流出事件を契機にジーキャッシュの取り扱いを停止しました。

これは、マネックス証券傘下となった新生コインチェックが、匿名性の高い仮想通貨を扱っていては金融庁の認可を得られないという判断からとられた措置です。こういった動きも、当然上値の重さにつながります。

 

最大のリスクは各国金融当局の規制

ジーキャッシュを取り巻くリスクの中で最大のものが、金融当局からの規制の対象となることです。

ジーキャッシュとモネロ、ダッシュは「匿名通貨三兄弟」と呼ばれていますが、モネロやダッシュは売買情報の一部が匿名化されているにすぎません。

しかし、ジーキャッシュ(ZEC)は、「ゼロ知識証明」という概念を用いてシステムを構築し、ブロックチェーン内の通貨の取引において送信者アドレス・受信者アドレス・コイン数量・コイン履歴などを暗号化することに成功しています。

これにより、マネーロンダリングなどの犯罪に使われることが多いことから、規制の対象になってしまうというリスクがあるのです。

 

ジーキャッシュ(ZEC)過去の高騰と下落の原因、まとめ

 

ジーキャッシュの価格高騰および下落の原因について、ご理解いただけましたでしょうか?

  • 2016年10月、ローンチ後の暴騰と直後の暴落
  • JPモルガン銀行との提携による高騰
  • 2018年のアップデート発表による高騰
  • 仮想通貨ブームによる高騰と、中国・韓国の規制による下落
  • コインチェックのネム流出事件による下落と、ジーキャッシュの取り扱い停止
  • 2018年5月、米国の取引所Gemini上場による高騰

ローンチから現在まで、このような値動きをたどってきたジーキャッシュ。リスクはあるものの、現在は価格も低い状況です。その技術力や将来性を見ても考慮する価値は高い仮想通貨のひとつだと思われます。

 

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