ジーキャッシュ(ZEC)の今後の値動きや将来性について徹底解説!

1500種類以上もあるといわれているアルトコイン(ビットコイン以外の仮想通貨)ですが、「匿名性の高さ」から注目されているアルトコインがZcash(ジーキャッシュ/ZEC)です。

この記事では、仮想通貨ジーキャッシュ(ZEC)の今後の値動きや下振れリスクなど、その将来性についてわかりやすく解説します。

 

ジーキャッシュ(ZEC)のこれまでの値動きを検証

2016年10月28日にローンチされたジーキャッシュは、ご覧のような価格推移をたどりました。チャート画像の①~④について解説します。

ジーキャッシュ(ZEC)の価格推移①:発売直後の急騰

発売直後は33万円まで高騰もすぐに急落。期待感から激しく買われたジーキャッシュでしたが、投機目的が多かったためか、利益確定売りが相次ぎ数日で急落します。これだけ急騰したのは「参画したメンバーへの期待感が膨らみすぎたのでは」という憶測を呼んでいます。

 

ジーキャッシュ(ZEC)の価格推移②:JPモルガンとの提携発表

2017年5月、米大手銀行であるJPモルガンとジーキャッシュの提携が発表されて価格が3倍まで急騰しました。その後もみ合いを続けつつも、高値域を維持します。「ビットコインは詐欺」と発言したのはJPモルガンのCEOですが、ちゃっかり自分が評価する技術を持つ会社とは手を組んでいるんですね。

 

ジーキャッシュ(ZEC)の価格推移③:仮想通貨ブームで上昇

2017年後半にやってきたビットコインブームとともに、ジーキャッシュも買われ、1ZECが最高10万円台にまで高騰しました。

 

ジーキャッシュ(ZEC)の価格推移④:コインチェックの流出事件で下降

2018年1月、コインチェック社から580億円相当のNEM(ネム)が流出した事件により、仮想通貨相場全体が急落しました。その後取扱髙も急減していることがわかります。

 

価格が落ち着いている今が買い時!?

2018年5月10日の記事執筆時点では、ジーキャッシュは30,000円前後。再び昨年末の水準に戻るのかどうかが注目されますね。続いて、ジーキャッシュの将来性について見ていきましょう。

 

ジーキャッシュ(ZEC)の将来性は?期待できる3つのポイント

まずは、ジーキャッシュについてのポジティブな側面から検証していきましょう!いったいどこが評価されているコインなのでしょうか。

 

JPモルガンが認める技術力は圧倒的

2017年5月、世界的なメジャーバンクであるJPモルガンがジーキャッシュとの提供を発表しました。

JPモルガンといえば、CEOのジェイミー・ダイモン氏が「ビットコインは詐欺」と語り、これにより仮想通貨全体が下落したことが思い出されます。

しかし、そんなJPモルガンもビットコインの基本技術であるブロックチェーン自体には関心を示しており、2017年5月、ジーキャッシュ・カンパニー(ジーキャッシュのオープンソース開発を管理する会社)と提携しました。ジーキャッシュに多額の投資をすることで、匿名化技術をさらに進化させ、将来的には自行のシステムに組み込んでいこうという意図がうかがえます。

他にも、あの「ウィキリークス」の創設者で元CIAのスノーデン氏も、「ビットコインの代わりとなる最も面白い技術」と評価しています。

これらの事実を見ても、ジーキャッシュの匿名化技術は、金融や情報技術の専門家から見てもトップクラスであることは間違いありません。

 

2018年は2つのアップデートを予定

ジーキャッシュは、2017年12月のロードマップ更新の際、2018年に大掛かりなネットワークアップデートを行うことを発表しました。アップグレードは二段階となり、一回目の「Overwinter」は6月に、二回目の「Sapling」は9月に行われる予定です。

最初のアップデートは、コードネーム「overwinter」と呼ばれており、ジーキャッシュでは初めてのソフトウェア・アップデートになります。このアップデートの目的は、Zcashプロトコル(通信の仕組み、ルール)の強化とユーザーへの安全性向上、そして、同年後半に控える大型アップデート「sapling」の準備をすることとされています。

2回目のアップデートは、コードネーム「sapling」と呼ばれています。saplingでは新しい暗号化技術が用いられ、取引記録の処理が大幅に効率化するため、モバイルウォレットでもジーキャッシュが扱えるようになるとされています。そのため、スマートフォンでもジーキャッシュを利用できるようになり、利用者増につながる可能性があります。

これらのアップデートが、ジーキャッシュの価格上昇につながるかどうかは不透明ですが、過去の例を見るとアップデートがポジティブに受け取られ、価格が上昇した例が多いのも確かです。ただし逆に、延期になったりバグが出たりすると下落につながりかねないリスクも頭に入れておきたいですね。

 

仮想通貨全体への評価が進む期待も

2017年は、仮想通貨自体がブームとなり、一般に大きく広まった年でした。1月初頭に10万円前後だった価格は急騰し、年末の12月8日には230万円に到達しました。

しかし、その後各国の規制発表などで下落し、コインチェック事件で大暴落といった流れです。

ただし、この1年で仮想通貨自体が一般にも広く知られるようになり、2017年は「本当の意味での仮想通貨元年」だといえると思われます。

そして2018年は、仮想通貨にはまだまだリスクはあるけれども、夢のある投資になりうるというコンセンサスが一般に広まっていくのではないでしょうか。

コインチェックの事件が無事に収束し、投機の対象としてではなく、ブロックチェーンをはじめとする仮想通貨自体の技術的な価値に再びスポットライトが当たりだせば、相場も再び活況になるのではないかと筆者は見ています。

そういう意味では、ジーキャッシュが持つ匿名化技術は技術自体がすばらしいだけに、大いに注目すべきコインであるといえます。

 

ジーキャッシュ(ZEC)の値動きにおける下振れリスクとは?

ここまで、ジーキャッシュのポジティブな点を紹介してきましたが、もちろんリスクもあります。

最大のリスクといえるのが、ジーキャッシュが持つ匿名化技術があまりにも優れているため、マネーロンダリングなどの犯罪に利用され、金融当局の規制を受けるという可能性です。

ジーキャッシュとモネロ、ダッシュは「匿名通貨三兄弟」と呼ばれていますが、モネロやダッシュは売買情報の一部が匿名化されているにすぎません。

しかし、ジーキャッシュ(ZEC)は、「ゼロ知識証明」という概念を用いてシステムを構築し、ブロックチェーン内の通貨の取引において送信者アドレス・受信者アドレス・コイン数量・コイン履歴などを暗号化することに成功しています。

先を見通すことは難しいですが、匿名化というジーキャッシュの最も優れた部分がリスクになるということは頭に入れておきましょう。

 

ジーキャッシュ(ZEC)を国内で唯一売買できた
コインチェックは取り扱い停止へ

日本国内で唯一ジーキャッシュの売買ができた仮想通貨取引所が、コインチェックでした。しかし、2018年2月に発生したネム流出事件で全ての取引が停止になって以来、購入・売却ができなくなっていました。

その後、金融庁の取り調べなどを経て、マネックスグループがコインチェックの買収を進めることに決定。ネム購入者への賠償も始まりました。

そして、コインチェックは2018年3月より、一部通貨の出金・売却の再開を発表。ジーキャッシュも「4月6日より出金・売却を再開する」との発表がありました。ただし、入金、購入は対象外となっていますので、新たにジーキャッシュを買いたい人は海外の取引所を利用するほかありません。

しかも、コインチェックの経営を引き継ぐマネックスグループの松本大社長は、「今後匿名性の高い3つの通貨(モネロ・ジーキャッシュ・ダッシュ)は取り扱いをやめる」との考えを発表しています。

やはり、匿名性の高い通貨を扱うことは、金融庁の厳しい目が光っている現在難しいという判断なのでしょうね。扱うコインの種類がコインチェックの魅力だっただけに、非常に残念です。

 

ジーキャッシュ(ZEC)の売買、おすすめはバイナンス

コインチェックが撤退する方向である以上、ジーキャッシュを売買するのは海外の取引所一択となります。幸い日本語対応している取引所も増えていますが、おすすめはBinance(バイナンス)です。

Binance(バイナンス)は香港に拠点を置く取引所で、100種類以上ものアルトコインを取り扱っています。また、手数料が安いことでも知られています。

Binance(バイナンス)についてはこちらの記事もご参照ください。

受付再開!Binance(バイナンス)口座開設・登録方法を解説

2018.01.22

仮想通貨ジーキャッシュ(ZEC)のまとめ

 

ジーキャッシュの今後の値動きや将来性にについて、おわかりいただけましたでしょうか。

  • 匿名性の高さが特長である
  • JPモルガン銀行と提携するほどの技術を持っている
  • 2018年は6月と9月にアップデートを予定
  • ただし、匿名性の高さから犯罪に使われるリスクもある
  • 国内ではコインチェックが取り扱っていたが、今後は取り扱わない方針
  • 売買するなら、海外取引所のバイナンスがおすすめ

現在は価格も落ち着いており、将来性を見ても考慮する価値は高い仮想通貨のひとつだと思います。

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